前説
9・5北沢で『まっする5』の追加公演を昼夜で開催!ゲスト出演者とも交渉中!8・15後楽園に木梨さんと竹山さんが来場!
今林久弥GMが観戦の諸注意のアナウンスしたあと、新グッズを紹介。続いてスーパー・ササダンゴ・マシンが登場して9・1『まっする5』に関して「好調という噂を聞きつけまして、これは後楽園ホール7割くらい売れるんじゃないかと思いまして、追加公演が決定しました!」と、9月5日に北沢タウンホールで平日にも関わらず昼夜公演を行うと発表。ゲスト出演者とも交渉中で、「人気者の方なので40枚ぐらいはチケットを売るので、お買い求めはお早めに!」とのこと。続いてビアガーデンっぽいプロレスの決定カードに続き、8・15後楽園大会でWOWOWで放送中の『木に梨はなる ~頭の中の大宇宙~』プロデュースマッチが行われるため、木梨憲武さんとカンニング竹山さんが来場することも発表された。最後に彰人、大和、中村が登場。今日が復帰戦となる中村の音頭でオープニングコール。
オープニングマッチ 60分一本勝負
KO-D8人タッグ選手権試合
※チーム・サラブレッドが2度目の防衛に失敗、チーム・オリンピアンが第5代王者組となる。
復帰戦となる中村はタイダイ染めの吊りパンという新コスチュームで登場(なぜか眉毛も剃っている)。チーム・オリンピアンはレスリングでは携帯しないと失格になってしまうハンカチをしっかりアピール。さらに円陣を組んで気合いを入れる。高木vs谷津で試合開始。チョップを見舞った高木に対し、谷津もエルボーとチョップで応戦。さらに義足でのガットショットからのワンダースープレックスで投げてみせる。続いてやかんと中村がリングイン。バックを取った中村がレスリングのローリングからレッグロックにとらえるが、やかんもヘッドロックで切り返す。ヘッドシザースで脱出した中村はドロップキック。しかし納谷が入ってきてキチンシンクをブチ込むと、やかんは力にタッチ。DDTから逆水平チョップを叩き込んだ力に続き、納谷が高さにあるヒップトスからエルボードロップ。中村も懸命にエルボーで向かっていくが、納谷のエルボー一発で吹っ飛ばされる。高木のくし刺し攻撃を蹴りで止めた中村は、スワンダイブ式ミサイルキックを返して大和にタッチ。スピアからスライディングXを決めた大和だが、高木もXチョップに掟破りの逆Xチョップを合わせると、スタナーを決めてやかんにタッチ。延髄斬りからハリケーン・ラナで投げたやかんだが、大和もカウンターのゼロ戦キック。タッチを受けた彰人は俵返しで投げるとモアイ・オブ・イースター。足横須賀を狙った彰人だが、コルバタで投げたやかんは力にタッチ。谷津に逆水平チョップを叩き込んだ力だが、谷津もチョップで応戦。さらに元祖・谷津ガードを構えるが、力は強引に逆水平チョップを連打。ここでチーム・サラブレッドがトレイン攻撃。さらに高木と力のダブルブレーンバスターから、納谷がバックを取る。そこに力がセーバーチョップを投下するが、カウントは2。彰人と大和をショルダータックルで吹っ飛ばした納谷は、谷津にDDT。すると高木、力、やかんの三人が同じコーナーに登り、最終奥義のトリプル・セーバーチョップを投下。これを谷津がかわして納谷に誤爆させると、彰人と大和が納谷にダブルの足横須賀。さらに谷津がアイアンニー(ヤツゴェ)からの監獄固めを決めると、彰人、大和、中村もサラブレッドに監獄固めを次々に決めていき、カットをさせない。これで納谷がギブアップし、チーム・サラブレッドが王座陥落。新王者となったチーム・オリンピアンは肘タッチで喜びを表現。敗れた納谷は谷津の腰に、高木はKO-Dの名が付いた王座は初奪取となった中村の腰にそれぞれベルトを巻いてあげた。
【試合後コメント】
彰人 谷津さん、獲りましたね! ベルト巻いたのいつ以来ですか?
谷津 忘れちゃった。
彰人 忘れちゃった!(笑) 全日本の頃とか巻いてますよね?
谷津 全日本の頃はインタータッグとかね。ベルトを獲れたのは自分の力じゃなくてチームワークだと思うから。自分もあまり動けないけど、もっとコンビネーション作って。今日は何十年かぶりにベルトを巻いたけど、それはそれで。
彰人 自分は谷津さんのガードを取られたのがすごい悔しくて。
谷津 34年ぶりかもね(正しくは28年ぶり)。遅咲きのチャンピオンかもしれないけど、これからもよろしく!
――カミゴェ?
彰人 あれは谷津さんが、「俺の足が最大の武器になるから」と最大限に使える技を自分で考案してきた。完全オリジナルです。
谷津 義足だから効くよな。
彰人 角度が違えばオリジナルですから。
谷津 反則ではなく合法的だと。
高木 負けた。強かった。谷津さん、64歳でしたっけ? そう見えないですよ。納谷クン、力クン、やかんさん、今日の谷津さんに僕ら学ぶことはいっぱいあると思います。みんな、自分たちの信念を持って闘いましょう。サラブレッドはベルトを落として、その役割を終えたと思ってます。サラブレッドは今日で解散します。
やかん 7人揃う前に解散するんですか?
高木 みんな得るものが大きかったはずだよ。それぞれ自分の信じた道を歩んでください。みんな、ありがとう。またみんな会う日まで、せーの……。
4人 解散!
第二試合 時間無制限一本勝負
KING OF DDT準決勝。佐々木のセコンドについたポーリーを警戒する竹下。まずは腕の取り合いからグラウンドに持ち込んだ竹下。佐々木はそこから再び腕を取り捻り上げていくが、アームドラッグで投げて脱出した竹下。佐々木は早くもクロスフェースを狙っていくと、回転十字固めで丸め込む。キックアウトした竹下がバックを取ると、佐々木は松井レフェリーをうまく使って急所蹴りを狙うが、読んでいた竹下はことごとく防御。竹下はブルーサンダーボムで叩き付けるが、ポーリーが松井レフェリーを場外に引きずり出す。ポーリーはセコンドについていたThe 37KAMIINAの面々を蹴散らすと、リング内に乱入。しかし竹下は佐々木の急所蹴りをかわしてポーリーに誤爆させると、佐々木を場外に追いやってノータッチトペコンを発射。大ダメージのポーリーをThe 37KAMIINAのメンバーが確保し、バックステージに強制連行。竹下はショルダースルーで投げ飛ばしてからスリーパー。チンクラッシャーで脱出した佐々木はエプロンにエスケープすると、ロープ越しのスタンガン。竹下を場外に連れ出し鉄柵を使って首を集中攻撃。先にリングに戻った佐々木は、シングに滑り込んだ竹下を捕まえて首筋にニーを落とす。さらにサミングやナックルで攻め立てた佐々木はフロントネックロック。竹下は佐々木を上空に持ち上げると、そこから真っ逆さまに叩き落とす。ジャンピング・ラリアットからのザーヒーをかわした佐々木がエプロンに出ると、竹下はロープに佐々木を張り付けてエルボー。さらにドロップ・デッド・トワイス。ジャーマンをカサドーラで切り返した佐々木は、クロスフェースに捉える。ロープに逃れた竹下だが、佐々木はDDTからダイビング・ヒットマンエルボードロップ。かわして自爆させた竹下はラリアット。2発叩き込んでも倒れない佐々木は、3発目をかわしてペディフリーを決めるとトラースキックから佐々木式ウラカン・ラナを狙う。しかし回転を止めた竹下は変形のストレッチボムで叩き付ける。バックを取った竹下だが、佐々木は松井レフェリーを掴んでジャーマンを阻止。竹下はくし刺しジャンピングエルボー。これをかわして松井レフェリーに誤爆させた佐々木は竹下に急所攻撃。しかし防御した竹下は逆に変形のチキンウイング・フェースロックに捉える。佐々木はタップするが、レフェリー不在。竹下は松井レフェリーを起こそうとするが、背後から佐々木が急所攻撃。苦悶の表情を浮かべながら耐える竹下だが、佐々木はもう一発急所攻撃をお見舞いしてカバー。ここでようやく松井レフェリーが蘇生するが、カウントは2。場外にエスケープした竹下に対し、佐々木はトペを発射。だが、竹下はキャッチしてそのまま垂直落下式ブレーンバスター。佐々木をリングに戻し、串刺しフロントキックから豪快なブレーンバスターで投げると、変形チキンウイング・フェースロックを狙う。指に噛みついて脱出した佐々木は佐々木式ウラカン・ラナを狙うが、竹下はこれを人でなしドライバーで切り返すと、そこから流れるように変形チキンウイング・フェースロックを決めてみせる。リング中央でガッチリ決まり、さすがの佐々木もギブアップ。竹下がまずは決勝進出を決めた。
【試合後コメント】
佐々木 見たか! 秋山準に勝った俺の王道プロレスが火を噴いたぞ! 俺の完敗だ! 佐々木大輔の2021年はもう終わった! 次、忘れた頃…2025年ぐらいにアイツに復讐するからな! それまでちょっと行方をくらますから。
第三試合 時間無制限一本勝負
KING OF DDT 2021準決勝
※Fuckin'BOMB
KING OF DDT準決勝。ロックアップから火野がロープに押し込むが、樋口の胸を3回叩いてクリーンブレイク。再びロックアップすると、今度は樋口がロープに押し込み、叩かずにクリーンブレイク。首を傾げる火野だが、ヘッドロックに捉える。ロープに振った樋口にショルダータックルでぶつかっていく火野だが、樋口は倒れない。お互いにロープに飛んでショルダータックルでぶつかり合うと、倒れたのは樋口のほう。しかし樋口はすぐに逆水平チョップを叩き込む。望むところと逆水平チョップを返していった火野だが、樋口は意表を突いてドロップキック。さらにヘッドバットの連打からジャンピング・ボディプレス。ブレーンクローを決めた樋口だが、火野もブレーンクローで応戦。その状態から両者チョップを打ち合うと、樋口が腕を払いのけて逆水平チョップ。しかし火野もヒノスープレックスで投げていく。さらにセントーンを投下するが、カウントは2。逆水平チョップを叩き込む火野だが、体勢を入れ替えて樋口も逆水平チョップ。だが、チョップの打ち合いでは火野が優勢。ならばと樋口はチョップを見せかけてヘッドバット。火野もブレーンバスターを狙った樋口を逆に投げるが、樋口は突進してきた火野をオクラホマスタンピートで叩き付ける。またも逆水平チョップの打ち合いになると、火野がタンクトップを脱ぎ、気合いの雄叫びをあげながらチョップを打ち合う。お互いに胸板を真っ赤にしながら逃げることなく真っ向から打ち合うと、火野は両手を後ろに組んで樋口のチョップを受ける。不適な笑みを浮かべる火野に対し、樋口は意表を突いてブレーンクロー。続くブレーンクロースラムは防御した火野だが、樋口はロープに飛んでのぶちかましでなぎ倒すと、一気にドクターボム。カウント2で返した火野に樋口は四股を踏んでぶちかましを狙ったが、ラリアットで迎撃した火野は、もう一発でラリアットを叩き込む。そこから豪快なFuckin'BOMBで叩き付けると、右手で樋口を押さえ付けて3カウントを奪った。この結果、決勝戦は竹下vs火野に決定した。
【試合後コメント】
樋口 結局……結局、ずっと現状維持なんだよ。クソッ。わかってんだよ。わかってんだけど……悔しいです。
第四試合 30分一本勝負
4WAYタッグマッチ
※男色ドライバー。あとの2組はクリス・ブルックス&アントーニオ本多と男色ディーノ&飯野雄貴。
スクリーンではまたも「差し入れです」と書かれた怪しげなドリンクが映し出される。アントンが飲もうとするが、クリスが止めて危機回避。しかし坂口は赤井の制止を聞かず、そのドリンクを持って入場口へ。その様子をディーノと飯野が不適な笑みを浮かべながら見つめていた。飯野は男色タイツ姿で登場し、岡田&高鹿に怪しげなドリンクをプレゼントするが、明らかに嫌がる岡田と高鹿。Eruptionのテーマ曲から途中から『スリル』に変わり、嫌な予感がしたが、坂口はいつものまま。しかし男色タイツ姿の赤井が登場。どうやらドリンクを赤井が飲んだ模様で、客席を徘徊しようとする赤井を必死でセコンドの中村が止める。そうこうしているうちに試合開始のゴング。ディーノが場外で岡田に襲いかかっている間に、リング上では高鹿がクリスにショルダータックル。しかし赤井が高鹿にダイビング・クロスボディー。思わず高鹿に男色殺法しそうになる赤井だが、どうにか堪えて水面蹴り。そこから思わずナイトメアーをやりそうになるが、The癒されるズが思わず止める。アントンをオンブしたクリスが高鹿に突進し、アントンが2階からパンチ。さらにその体勢のままブレーンバスター。だが、岡田がミサイルキックでThe癒されるズを吹っ飛ばす。岡田は坂口とエルボーを打ち合うと、フロントキック3連発。だが、ディーノが岡田をブレーンバスターで投げると、男色タイツを下げてTバック姿になった飯野がナイトメアー。そこにThe癒されるズが入ってきてカット。ディーノ&飯野の男色クローを間一髪かわしたThe癒されるズは、高鹿を生け贄としてリングに入れる。飯野がバックフリップで叩き付けると、ディーノとダブルのナイトメアー。最悪の画ヅラにEruptionがカット。さらに坂口がクリスを場外に連れ出すと、赤井がアントンにナイトメアーを狙うが、坂口は「それじゃない!」と絶叫。ここで前屈みになったアントンが「もう試合にならないから!」とギブアップしそうになるが、その前にクリスにコールドスプレーで股間を冷やされながら、ごんぎつねを披露。だが、アントンのサミングを防御した高鹿に対し、飯野が「コイツ生意気ですよ!」と言って制裁することに。ディーノと飯野が尻を出して地獄門スタイルになると、アントンがそこに叩き付けようとする。しかし逆に高鹿がアントンの顔面を押し付ける。だが、その背後から男色タイツ姿になった坂口が近付いていき、振り返った高鹿にリップロック。そこから男色ドライバーで叩き付けて坂口が勝利。男色タイツ姿の坂口と赤井が勝ち名乗りを受けた。
今年も11・3大田区大会からD王GPが開幕!
スクリーンで今年も、11・3大田区総合体育館からD王GPが開幕することが発表された。
第五試合 30分一本勝負
入場してきたDAMNATIONで手刀で奇襲を仕掛ける平田だが、まったく効いていない。諦めた平田にDAMNATIONが襲いかかって試合開始。島谷が平田にドロップキック。だが、DISASTERも島谷トレイン攻撃。平田の攻撃だけかわされると、DAMNATIONがトレイン攻撃。さらに島谷をオンブしたポーリーが親子亀ボディプレスを投下。DAMNATIONに蹂躙される平田だが、DISASTERの面々は一切カットに入らない。すると高尾をコルバタで投げ飛ばした平田はようやくHARASHIMAにタッチ。ダイビング・カンフーキックから雪崩式ブレーンバスターで投げたHARASHIMAは、続けてファルコンアロー。さらに飛び込んできた島谷を高尾に投げつけてから、その上からダイビング・ボディプレスを投下。すると、その上にポーリーがボディプレスを投下してカット。HARASHIMAはポーリーにスピンキックを叩き込んで吉村にタッチ。ポーリーのエルボーに逆水平チョップで応戦した吉村はベアハッグ。だが、ポーリーもDDTを返してラリアット。吉村は相打ちに持ち込むと、ダッシュしてのラリアットでなぎ倒す。だが、ブレーンバスターを狙った吉村を逆に投げたポーリーは遠藤にタッチ。DISASTERを場外に追いやった遠藤はサスケ・スペシャル1号を発射。さらに大鷲をリングに戻してスワンダイブ式エルボーアタック。大鷲もドラスクを返すと、平田にタッチ……するのを止めて遠藤と島谷をヘッドシザースで投げる。「俺を信じて!」と訴える平田に悩んだ末にタッチするが、DAMNATIONは4人で平田を取り囲む。次々に平田を攻撃していったDAMNATION。ポーリーは掟破りの逆手刀をお見舞い。さらに島谷がフィッシャーマンバスターから逆打ちを狙ったが、平田は防御。島谷は延髄斬りからロープに飛ぶが、平田は奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで丸め込んで逆転の3カウントを奪ってみせた。
8・21川崎大会で勝俣&MAOvs葛西&クリスのスペシャルハードコアマッチが決定!
8・21富士通スタジアム川崎大会で、勝俣瞬馬&MAOvs葛西純&クリス・ブリックスのスペシャルハードコアタッグマッチが行われることが発表された。
セミファイナル 30分一本勝負
準烈vsThe 37KAMIINA!
※キャノンボール450°
勝俣が秋山と大石に自身のサウナに来てくれたことの御礼を言ってから握手を求める。準烈が応じようとすると「熱波WER!」。動じない準烈が自軍のコーナーに戻ろうとすると、The 37KAMIINAは背後から奇襲攻撃。しかし岡谷が上野にジャンピング・エルボードロップを投下。上野もドロップキックを返すと、The 37KAMIINAは代わる代わる岡谷に熱波攻撃。そこから勝俣は岡谷に強引に熱波WERポーズをさせて、秋山にもやるように促す。当然やらない秋山だが、岡谷が背後から勝俣に襲いかかり、逆に熱波WERポーズで挑発。秋山に勝俣の喉元を踏み付ける。さらに大石は変形サーフボードストレッチの体勢から勝俣の背中を踏み付ける。岡谷が一気に逆エビ固めに捉えるが、勝俣はロープに脱出。勝俣をコーナーに逆さ吊りにした秋山は、勝俣の急所にエルボーを落とすとパイルドライバー。秋山のくし刺しジャンピングニーをかわした勝俣は延髄斬りを返してMAOにタッチ。ビヨーンで秋山を吹っ飛ばしたMAOは、秋山のエクスプロイダーを着地して上野にタッチ。スワンダイブ式クロスボディーからおっぴろげアタックを決めた上野だが、リバーススプラッシュ式ダブルニーをかわした秋山は大石にタッチ。スイングDDTを狙った大石を投げ飛ばした上野だが、飛び付いてのコンプリート・ショットを決めた大石はフジヤマニーロック。勝俣がカットすると、上野はダブルニーを投下してMAOにタッチ。ミラクルエクスタシーを狙ったMAOだが、これを防御した大石はエプロンからダイヤモンドダストを決めると岡谷にタッチ。ランニングエルボーを叩き込んだいった岡谷だが、MAOがカニ挟みで倒すとThe 37KAMIINAはトレイン攻撃を狙う。これをかわしてMAOにネックブリーカーを決めた岡谷はダイビング・エルボードロップ。ストレッチプラムを決めた岡谷だが、これはカットされる。ならばとダブルアームの体勢に入るが、上野がシャイニング・ウィザードでカット。場外で勝俣が秋山にクラッカーを発射している間に、MAOが変形逆打ち。カウント2で返されると、MAOはキャノンボール450°を投下して3カウントを奪った。
マイクを持ったMAOが「今日も我々のチームワークでしか勝ってないですね」。さらにMAOは白石で6人タッグ王座に挑戦することと、川崎で葛西&クリスとの対戦が決まったことに触れた上で「瞬馬君は葛西さん初めてですよね。みんなで! The 37KAMIINAで! DDTの中心獲ったるぞー!」と宣言。続いて勝俣が天井を指差しながら「タケちゃんの勝利を願うオーロラが見えるよ! 全力で熱波WERしてくださいね!」とこのあとのメインでKING OF DDT決勝戦に臨む竹下にエールを送ってから、最後はみんなで「熱波WER!」と叫んだ。
メインイベント 時間無制限一本勝負
KING OF DDT 2021決勝戦
18分9秒
クロスアーム式ジャーマンスープレックス・ホールド
※竹下が2年ぶり2度目の優勝。
準決勝で佐々木を下した竹下と、樋口を下した火野によるKING OF DDT 2021決勝戦。勝ったほうが8・21川崎大会で秋山の持つKO-D無差別級王座に挑戦する。竹下のセコンドにはThe 37KAMIINAの勝俣、上野、MAO、火野のセコンドにはDAMNATIONの遠藤、高尾、ポーリー、島谷がつく。ゴングと同時に竹下が串刺しフロントキックをお見舞い。さらにブルーサンダーボムで叩き付けるがカウントは2。堪らず場外にエスケープした火野は「ビックリしたぁ」と絶叫。竹下も場外に出て火野をリングに戻すとエルボーの打ち合いに。そこから逆水平チョップ、ジャンピングショルダーを見舞った火野はチョップの乱打から倒れた竹下を踏み付ける。スリーパーで追い込んでいった火野。竹下が逃れようとしてもヘッドロックでグイグイ絞めあげる。グッタリする竹下の背中に強烈なチョップを振り下ろし、「おはよう!」と叫んだ火野はセントーンを投下。「来いや竹下」と両手を広げた火野にエルボーで向かっていった竹下は、カウンターのゼロ戦キックからくし刺しジャンピングエルボー。しかしジャンピング・ラリアットを狙った竹下をキャッチした火野はそのまま後方にブン投げる。ショートレンジラリアットからコーナーに登った火野だが、立ち上がった竹下もコーナーに登っていく。火野の巨体を雪崩式ブレーンバスターで投げた竹下はエルボー。火野もエルボーで応戦すると、激しいエルボーの打ち合いに。両手を後ろに組んだ火野は、敢えて竹下のエルボーを受けてみせる。渾身のエルボーで火野をグラつかせた竹下は、回転エビ固めの体勢からすぐに立ち上がってザーヒー。さらにラリアット。だが、倒れない火野は逆にショートレンジラリアットで竹下をなぎ倒すとヒノスープレックス。再びコーナーに登った火野はフロッグスプラッシュを投下。カウント2で返した竹下だが、火野はFuckin'BOMBの体勢に。踏ん張った竹下は後方に着地。そこからラリアットを叩き込むとロープに走るが、火野がカウンターのラリアットで吹っ飛ばす。ブレーンバスターを狙った火野だが、逆に投げてみせた竹下は変形チキンウイング・フェースロックを狙う。腕力で決めさせない火野は体勢を入れ替え、バックを取るとジャーマンで投げ捨てる。気合いの雄叫びをあげて立ち上がった竹下だが、火野はラリアットからFuckin'BOMBの体勢に。ウラカンで切り返した竹下は至近距離からザーヒー。さらに走り込んでのザーヒーをブチ込むがカウントは2。ならばと見事な人間橋を描いたジャーマンで投げるが、これもカウントは2。火野を起こそうとした竹下をすくい上げるようなパワーボムで叩き付けた火野は、竹下の髪を掴んで引き起こす。竹下はその状態からワンツーエルボー。さらに火野のショートレンジラリアットをエルボーで迎撃すると渾身のラリアットでなぎ倒す。バックを取った竹下だが、払いのけた火野はショートレンジラリアット。腕をキャッチした竹下に、火野はレフトハンドのショートレンジラリアットを狙ったが、火野の腕を掴んだままかわした竹下はうまく両腕をクロスさせ、クロスアーム式ジャーマンで投げて3カウントを奪った。
エンディング
「もう何も臆することはありません。堂々と胸を張って、自信を持って秋山準の前に立ちたいと思います」(竹下)
敗れた火野は満足そうな笑みを浮かべながら竹下を見る。そして竹下の胸板をポンポンポンと軽く叩いて勝利を称えてからリングを下りた。BLACK OUT1年分と優勝賞金100万円を受け取った竹下は、マイクを持つと「熱波WERーっ! …のお陰で勝つことが出来ました。このKING OF DDT 2021、いまの決勝はもちろん、全4試合の公式戦を自分が満足いく試合で。こうして怪物・火野選手を倒して優勝することが出来ました! もう何も臆することはありません。堂々と胸を張って、自信を持って秋山準の前に立ちたいと思います。しばらくKO-D無差別線戦からは遠ざかっていましたけど、久しぶりにDDTの頂点を狙っていきたいと思います。ボクが再び無差別のベルトを巻くのを楽しみにしてください。今日はどうもありがとうございました!」とアピールすると、The 37KAMIINAのメンバーと優勝を喜んだ。
【試合後コメント】
竹下 優勝しました。トーナメント始まる前から言っていた通り、しっかりこの1年、2年で僕がベルトに絡まない期間というのは何か全然ムダじゃなかったし、とくにこの半年、今年に入ってから自分が意識してきた……やっぱり団体のエースとして、プロレス界の未来として、懐が深く大きく、闘いたいなと。スケールの大きいプロレスラーになりたいなという、そういう心構え、気持ちで今回はトーナメントのリングに立ったので。それが自分のなかでできたうえで優勝したんで、ひじょうに満足のいく結果です。ありがとうございました。
――改めて火野選手については。
竹下 正直、火野さんと決勝となって、勝てるか負けるか、その時なりの勝負なので、わかんないなと思ったのが、闘っていく上で自分の中で高まっていくものもあったし、絶対負けてたまるかって。何遍ラリアットをやっても火野さんが倒れなくて、途中からは試合に勝つどうこうよりもまずラリアットでコイツを倒したろうという、そんな、一試合のなかに何度も勝負する瞬間がありましたね。その勝負に勝っていったうえで、最後の3カウントにつながったかなと思います。
――要所で強烈なエルボーもポイントになっていた。
竹下 僕のエルボー食らったことないのでわからないですけど、どうやら最近威力が増してるそうなので、今の絶好調の調子だったらエルボーでスリー取れるぐらいのレスラーになってるかもしれない。そうなったら一番脂が乗ってると言ってもいいんじゃないですかね。
――これで秋山選手が視界に入った。
竹下 これが優勝したからタイトル挑戦ができる……正式にたぶん決まっているわけじゃないと思いますけど、文句なしだと思うので。火野さんに勝ってるし。8・21富士通スタジアム川崎、僕がメインイベント立ちますよ。
勝俣 おめで熱波WER!
竹下 本当に熱波WERで勝ったよ。
上野 最後もダブル熱波WERスープレックス?
MAO 思えばこれ(変形チキンウイング・フェースロック)も熱波WER。
勝俣 熱波WER固め。
MAO あ~宣伝しちゃダメよ。アンオフィシャルだから。
竹下 世の中、熱波WERなのよ。熱波WERでなんとかなるの。で何に来たん?
上野 まあ、お祝いの言葉もほどほどに。我々3人も6人タッグ挑戦するんですよ。今日の優勝も見えていましたから。オーロラが見えた時点で。
勝俣 オーロラ見えたでしょ?
竹下 見えました。
勝俣 俺らの試合が終わった後に勝利を願うオーロラが見えて、タケちゃんが勝った瞬間に勝利のオーロラが見えた。
竹下 試合が終わってキツッってなってるときに勝俣が真っ先に来て「タケちゃん、オーロラが見えるよ」って言われたときは「殺したろかな」と思った(笑)。
勝俣(笑)だってオーロラが見えたもん。
竹下 光の輪の反射で見えた気がする。
MAO 白石で俺ら6人タッグさ、挑戦するからよ。白石、会場ありますか? プロレスできますか? まさか田んぼじゃねえべってわけで、俺らがベルト獲って。
上野 サウナ部全員がベルト獲ることになりますから。
MAO 瞬馬、3年ぶりぐらいに6人タッグを一緒に巻こう。
勝俣 あと! 川崎で、ついに葛西純と当たる時が来ました。デスマッチに参戦して葛西純選手とはいつか当たりたいと思っていたけど、こんな早く葛西純と闘える日が来るなんて思ってもいなくて。
MAO 私も葛西さんとDDTっぽいハードコアを突き詰めてみたいんですというお話をしたところで、ちょっと参戦が途絶えてしまってたので。久しぶりに、2、3年ぶりぐらいにお話しがつながってきたということで。YouTubeにシングルマッチあるので。
勝俣 葛西純の生きざまをこの体で感じたいと思います。
竹下 『狂猿』見た方がいいよ、俺見たから。『狂猿』見たからトーナメントも勝ち上がれた気がする。
火野 いやあ、負けたね。がっつり3カウント取られちゃったね。最後の技、なんかわからへんけど、メチャクチャ苦しかった。息ができなかった。これはワン・ツー・スリーというよりギブアップに近い苦しさだね。竹下君、あの子がジャーマンを出した時点でコイツは終わったと思ったけど、技、隠し持ってたね。面白いやんけ。これからもDDTに上がり続けたいと思える相手がまた一人見つかった感じや。竹下君、またどこかでシングルマッチしよう。その時は、ワシもまだ出してない技があるからな。それできっちり決めさせてもらうよ。竹下、楽しかったで。