前説
9・8キャンプ場プロレスにBASARA、ガンプロ、東京女子も参戦! MAOが10月末からイギリス遠征に!
今林久弥APからまずは明日、後楽園ホールで高山善廣選手の支援イベント『TAKAYAMANIA EMPIRE 2』が開催され、DDT勢も多数参戦することをアナウンス。続いてパンフやTシャツ、秘湯プロレスDVDなど新作グッズを紹介。10・20BOYZ原宿大会や12・31年越しプロレスなどのチケットが先行発売になったことをアナウンスしたあと、この日の大会はAbema TVの機能を使って大石、上野、MAO、ポコたん、キングポテト、ドラゴンポテトの中から一番応援してもらった選手の夢が叶う企画が行われていること、9・22町田大会の来場者全員にキャップがプレゼントされること、FC町田ゼルビアとのコラボTシャツが発売になることを発表。またこの町田大会で万喜&ヒカリvsリカ&魅星の東京女子プロレス提供試合を行うことも発表された。また、11月9と10日に池袋で開催されるDDTがコラボするアニメイベント『AGF2019』に、声優の米内佑希さんの来場が決定。それに先駆け、9月26日と27日には書泉でトークイベントを開催。9・8キャンプ場プロレスのカードが、HARASHIMA&アントン&樋口vsイサミ&FUMA&SAGATvs大家&勝村&石井vs上福&まなせ&白川とDDT全ブランド対抗カードに決まったことを発表。ここでMAOが登場し「わたくし、10月末よりイギリスに行くことになりまして、帰国時期は未定なのですが年内は帰国しない予定」と発表。続いてアイアンマン王者の上野が登場し、「血と汗と涙を流したアイアンマン、今日メキシコから来るプーマキングがぬけぬけと挑戦してくるので、頑張って防衛します!」と言うと、9・1の大会で吉村とのタッグチーム名を発表するという。そして「DDT後楽園大会スタート!」とコールしたところに背後から飛び込んできたプーマキングが丸め込む。カウント2で返した上野は逃走。プーマも追いかけていったため、今林APは練習生の中村をリングに上げる。「最高の夏休みの思い出を作りましょう! DDT後楽園大会スタート!」と中村練習生が代わりにオープニングコール。
オープニングマッチ 30分一本勝負
4WAYタッグマッチ
※¡Hasta la vista!。残り2組は高梨将弘&納谷幸男、渡瀬瑞基&吉村直巳。
高梨が彰人、渡瀬、島谷をまとめて丸め込むなどテクニックを見せる。続いて対峙したのは納谷、ポーリー、吉村の大型3人と小柄な勝俣。パワー勝負を仕掛けた勝俣だったがクロスボディーは3人に跳ね返されてしまう。その後は納谷と吉村のダブルのショルダーでポーリーを倒すと、納谷と吉村がショルダーアタックの打ち合い。これを制した吉村に彰人は勝俣との連係で向かおうとするがまとめてショルダーアタックでねじ伏せられてしまう。渡瀬が勝俣に向かうもポーリーが足引き。島谷が勝俣に低空ドロップキック。ポーリーは渡瀬にエルボードロップを投下。カットに入った高梨はポーリーをうまく排除して渡瀬にブレーンバスターを仕掛ける。踏ん張る高梨が手を噛むも、渡瀬はなんとかブレーンバスターで投げて吉村と交替。吉村が一気呵成の攻め。納谷にはカッターを決めると納谷がニーリフト。ポーリーがまとめてラリアット。彰人はポーリーに俵返し。彰人は高梨、渡瀬にマジックドラゴンスクリューを仕掛けるも連結を促された島谷は阻止して彰人にドロップキック。ポーリーの背中におぶさってのボディープレスはかわされて失敗。その上に納谷がボディープレス。ここから混戦。彰人と勝俣が連係で島谷に攻めたてる。彰人のモアイ・オブ・イースターから勝俣がダイビング・フットスタンプ。最後はバズソーキックから¡Hasta la vista!で勝負あり。
第二試合 30分一本勝負
カルビー&フリトレーコラボマッチ~愛とポテトスナックが地球を救う~
キンポテとドラポテはセコンドにフリトレーの石橋さんを連れて登場。平田は「誰だよ!」と石橋さんに疑問。「この人はフリトレー社の石橋さんだろ。ドラゴンポテトマスクの生みの親であり、アントーニオ本多選手の学生プロレス時代のデビュー戦を飾った武蔵野美術大学のOBの方だろ!」と説明するドラポテだったが、平田は「素人あげてんじゃねえよ! こうなったら3人ともぶっ潰してやる!」と大和ともに襲い掛かる。「大鷲だろ!」と平田にマスクを脱がされそうになるキンポテをドラポテが救出してダブルの攻撃。ロープに走るドラポテだったが大和がリング下から足引き。大和のフェースクラッシャーの勢いを借りて平田がドラポテの急所にヘッドバットと卑劣な攻撃。平田はミサイルキックから踏みつけてカバー。場内はブーイング。キンポテはファンと一緒にピンチのドラポテに「ドラゴン、チャチャチャ」とコールを送る。ドラポテは大和の腹部にナックルをぶち込んでピンチを脱出。キンポテが一気呵成の攻め。大和もスライディングXから大Xをキンポテに見舞うもカウント2。キンポテがブレーンバスターで投げてドラポテとタッチ。ドラポテがコーナーに登ると平田が石橋さんを捕まえて手刀で脅す。ドラポテは石橋さんを救うためにギブアップすると言い、その前に創作昔話「ごんぎつね」を話すも、内容は「天気の子」ではなく下ネタ。キンポテは敵味方関係なくごんぎつねを放ってしまう。大和はごんぎつねでブロックするとハートを描いてキス寸前に。全員で止めに入ると今度は平田と石橋さんがぶつかりあって愛が芽生えてしまう。キス寸前の平田をドラポテが丸め込むも大和がカット。キンポテとドラポテは2人にナックルパンチからドラゴンポテトを食べてパワーアップしてのバイオニックエルボー。ドラポテはドラゴンポテトスリーパーで平田を絞めて勝利。キンポテ&ドラポテには試合後、カルビー&ジャパンフリトレーから勝利者賞としてドラゴンポテト1年分が贈呈された。
9・1大阪から参戦するXはコーディ・ホール! “ごんぎつね”アントンとウルフパックポーズで意気投合!
その後、今林APが「アントーニオ本多選手からお知らせがある」と言って呼びかける。するとドラポテのコスチューム脱ぎたてのアントンが現れて、9月1日大阪大会で組むXを紹介すると言うと「コーディ・ホール選手、いらっしゃい!」と呼び込む。するとコーディが入場曲で登場。アントン「私、コーディ選手からLOVEコールをいただきました。このごんぎつねが素晴らしいということで。一緒にやりたいということで」今林「それはたぶんごんぎつねとウルフパックポーズを間違ってるんじゃないですかね。コーディ選手、これはごんぎつねって言って、この人はただ下ネタを言いたいだけのおじさんだから勘違いしないほうがいいですよ」するとアントンが今林APをごんぎつねで目潰しして排除。コーディ「ここに来たのはウルフパックサインをやっていたのを見てたからだ! それは家族の伝統的なことだ! ユー・ニューファミリー?」アントン「イエス!」コーディ「アイ・ライク・ユー!」2人はウルフパックポーズとごんぎつねを合わせて意気投合し、抱擁をかわした。
【バックステージコメント】
アントン コーディ・ホール選手が来てくれました! 彼が来てくれれば私の勝率がウナギ昇りになることは間違いなし! コーディ、日本のファンのメッセージを。
コーディ 日本に戻ってこられてとても嬉しいよ。DDTに来られたことも嬉しい。アントンが私のパートナーになってくれてとても嬉しいよ。
ーーDDTの印象は?
コーディ DDTは素晴らしいスキルを持った選手がたくさんいて、コメディーだけじゃない団体だ。だから俺はこのリングに来たんだ。
ーーアントン選手としてはウルフパックの伝統を受け継いでいく?
アントン はい、そうですね。やっぱりウルフもキツネもね、遠くから見るとちょっと似てますから。犬科……大まかに括ればなぁみたいな。近いかなぁみたいな、それぐらいの距離感でいけば間違いないと思います(苦笑)。
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第三試合 60分一本勝負
サマージャンボ・スペシャル二大シングルマッチⅠ~アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※プーマキングダム。上野が防衛に失敗、プーマが第1408代王者となる。
プーマが入場するなりゲートに登って上野を待つ。気づかない上野にプーマが奇襲し、さっそく押さえ込むもカウント2。2人がリングに上がって試合開始のゴング。プーマがジャベで上野を苦しめる。上野も弓矢固めでやり返すも、プーマが切り返していく。上野がアームホイップで飛ばすと人工衛星ヘッドシザース。場外のプーマに上野がスライディングもかわされてしまう。プーマがすぐさまエプロンからムーンサルト・アタック。プーマが場外で上野を痛めつけてリングに戻して優勢に試合を進める。滞空式ブレーンバスターからエビで固めるも上野はニアロープで助かる。変形のカベルナリアは上野が懸命に回避。上野も串刺し攻撃をかわしてダイビング・クロスボディーで反撃。おっぴろげアタックからダイビング・ボディープレスはカウント2。上野はプーマをおっぴろげアタックで場外に出してエプロンからの飛びついてコルバタ。リングに戻して前かがみのプーマにダイビング・ボディーアタックもカウント2。プーマは向かってきた上野をキャッチしてトップロープに股間を痛打させてそこから雪崩式フランケン。上野もドロップキックから裏投げを決めるもカウント2。続くダイビング・ボディープレスは剣山で返されてしまう。コーナーに登ったプーマを上野がロープを揺らして阻止。雪崩式の裏投げはプーマが阻止。プーマキングダムで落として一気に勝利。プーマに王座移動。
【試合後のコメント】
プーマ とてもハッピーだよ。私はDDTのすべてのタイトルを狙っているし、この「DAMNATIONのプーマ・キング」こそがベストだと思っている。今日このシングルタイトルが獲れたということは、やはりプーマ・キングがベストだということさ。次はKO-D無差別級のタイトルを狙っていくよ。プーマ・キングこそがベストなレスラーだから! フー!(鳴き真似)
上野 裸ですよ。何かありますか?
ーー対戦したプーマ・キング選手はいかがでしたか。
上野 あの耳を引きちぎってやろうと思ったんですけど、なかなか丈夫で引きちぎれない上に木っ葉微塵に叩き潰されてしまいました。
ーーアイアンマンなのでチャンスがあればいつでも狙えるベルトですが。
上野 もう寝ている時でも! ホテルがどこかとか知らないですけど。でもボクはそんなでもなかったんですけど、この大石さんへの反省を込めて大石さんにだけはちょっと優しくしようかなと思った1ヶ月間でした。まぁでも私はこれからんも汗と血と涙を流しながら、友情・努力・勝利でアイアンマンを狙っていこうと思います。
第四試合 30分一本勝負
注目の娑鬼はシュー・ヤンとともになんともおどろおどろしく登場。シュー・ヤンの不気味な動きに朱崇花も怖がる。朱崇花が張り手を見舞うと、朱崇花とのドロップキックは相打ちで終わる。続いて真琴と娑鬼が対峙。娑鬼も動きが不規則。奇声を発しながらのビッグブーツからシュー・ヤンがサイドバスター。2人して噛みつきにいくと朱崇花がカット。すると朱崇花ともども噛みつかれてしまう。真琴に朱崇花がぶら下がり腕十字。さらにチェーンでチョーク攻撃。ローンバトルを強いられた真琴だが、ヤクザキックでなんとかピンチを脱出。朱崇花が攻め立てるも沙希が介入。朱崇花が誤爆させるとシュー・ヤンにライオンサルト。真琴がWWニーで続くも木曽レフェリーのカウントは娑鬼が阻止。レフェリー不在になるも、朱崇花がまとめてミサイルキック、さらに二段蹴りの競演と盛り返したがコーナーに登ったところで娑鬼もシュー・ヤンもレッドミスト。2人は木曽レフェリーの腕を噛んで反則負け。試合後も2人は渡瀬、中村練習生に暴行。吉村の腕も噛みついてコーナーに登ってレッドミスト。
【試合後のコメント】
裟鬼&シュー・ヤン (二人フラフラと階段から降りてきてイスに座ると、お互いに手を合わせる)アーーーーーーーー!!!!!!!!(近くにいた翔太に二人で襲いかかり噛みついていき、コメントスペースには翔太の悲鳴が響き渡った)
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第五試合 30分一本勝負
サマージャンボ・スペシャル二大シングルマッチⅡ 30分一本勝負
両者握手をかわして試合スタート。大石がさっそくカニ挟みから丸め込んで、さらに裏ヒザ十字を極めていく。いきなりピンチの青木だったが、なんとかロープエスケープ。大石が低空ドロップキックで足元を射抜くとヘッドロック。これを丸め込む青木。カウント2で返されると十字架固めの体勢。さらに腕を極めにいく青木。そこからフォールを狙う青木。決められないとニーロック。大石も腕を取るが青木はエスケープ。青木がヘッドシザース。大石が抜け出してヒザ十字。青木が丸め込むも大石はアキレス腱固めで返す。青木は足首を固めていく。さらに変形の足4の字。大石が抜け出して場外エスケープ。両者リングに戻ると大石がヘッドロック。青木が投げようとするも大石は離さない。青木はロープに飛ばしてキャッチしてヨーロピアンクラッチで見事に押さえ込んで勝利。
【試合後のコメント】
大石 (ペットボトルを投げつけて)あーー、あーーー……あー! あー、悔しい! あー…………悔しいなぁ。……何だろうねぇ。クッソー…………あー、何も言えない。何かください。何かくれたら出るかもしれない。
ーー最後は大石選手が得意とするヨーロピアンクラッチで逆に一本取れましたが、あれは想定外だった?
大石 もちろんあの人が丸め込みとか持っているのは知っているし、プロレス大好きでプロレスやっているのも知っているし。でもやっぱり手を合わせると総合格闘技の人って思っちゃってた自分に悔しい。確かにちょこちょこ出して来たんだよね。相手の両肩つけて勝とうとする姿勢を。何かもそれも誘いなんだろうなって思って。まさかヨーロピアンクラッチ使ってくるとは思ってなかったし、たぶん何か来てもプロレス技なら返せるっていう、どっかに余裕があったんでしょうね。何か去年のD王とか見て、あの思案の闘い方とかいろいろ見てきて、それを見て今日のボクの闘いの仕方というか作戦とまでは言わないですけど、本当に何も考えてなくて。出たとこ勝負で行ったらコレですよ。あーあ……悔しいな。チクショーな。
ーー最近は出していなかったサンボ大石時代の技とかもたくさん出すことが試合だったと思うが。
大石 いや、たぶんホールでやる機会がないだけで。地方とか週刊プロレスも、どんな媒体も来ていないような会場でやっているんですよ、こんな試合。だからこそ錆び付いちゃいねぇと思っているし、現に錆び付いてないし、俺が思うに。いやぁ……読み違え……別にあの人がプロレスを舐めているとかも思ってはいないんですけど、頭のどこかでプロレスだけを十何年やってきた…プライドとまではいかないですけど、あったんでしょうね。たぶん4〜5年前に坂口さんにも同じように仕掛けていって負けたことがあるんだよな。はー、悔しい!
ーー手応えがあっただけに悔しい?
大石 終わってみて手応えがあったのかなかったのかは、もう分からないですよね。本当に俺の攻撃が効いていたのか、俺のヘッドロックが効いていたのかも、もう何か……いやぁ底なし沼みたいな。ちょっと竹下には……。まあアイツは俺ほど浅はかじゃないんで、分かっていると思いますけど。ちょっと気をつけろよと(アドバイスしたい)。でも1個だけ見えたものもあるので、それは竹下に(伝えたい)。悔しいけど、本当はそれで俺が勝ちたかったけど、あとは竹下に任せます。9・1大阪で私の敵討ちを……絶対そんなこと思ってないだろうけど、アイツは!
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第六試合 30分一本勝負
DAMNATIONが奇襲して試合スタート。HARASHIMAが遠藤にドロップキックも場外に出されてしまうと、鉄柱にぶつけられてしまう。場外戦に優位のDAMNATION。リングに戻ってもHARASHIMAがローンバトルを強いられてしまう。苦しいHARASHIMAだったが、遠藤にカウンターのラリアットを見舞って樋口とタッチ。樋口が一気呵成の攻め。遠藤をブレーンバスターで叩きつけるもカウント2。遠藤は樋口の串刺し攻撃をかわしてスワンダイブエルボー。高尾が出てきて低空顔面ドロップキック。高尾は樋口にディープインパクト。これはカウント2止まり。樋口は高尾に逆水平。高尾のエルボーとのラリー。高尾がジャンピングハイ → 顔面トラースキック。リバースゴリーは樋口がかわして肩車。高尾は「俺はもう一人のパパだよ」と諭すと、樋口が技を解除して悩んでしまうが「同い年だろ!」とラリアット。戦況はHARASHIMAと遠藤に。HARASHIMAがミドルキックから串刺しのフロントハイキック。雪崩式ブレーンバスターからクラッチを切らずにファルコンアロー。しかしカウント2止まり。遠藤はスプリングボードのオーバーヘッドキックで返す。ここから高尾と連係で攻め立てる。ダブルの顔面トラースキックから遠藤がカバーも樋口がカット。高尾が樋口をシュバインで排除。HARASHIMAは高尾にスワンダイブも遠藤がキャッチしてスタナーで迎撃。シューティングスターはHARASHIMAがかわしてリバースフランケン。蒼魔刀は遠藤がかわしてゆりかもめ。さらに変形ゆりかもめに移行せんとしたところをHARASHIMAがこれを丸め込みで切り返して勝利した。試合後は勝ち名乗りをあげるHARASHIMAを遠藤が頭突き。馬乗りエルボーから顔面踏み付けとやりたい放題。
11・3両国にケニー・オメガ参戦! 里歩とのコンビでアントン&山下と対戦!
その後、スクリーンで11・3両国のケニー・オメガ参戦と、対戦カードとしてケニー&里歩vsアントン&山下がアナウンスされた。
セミファイナル 30分一本勝負
元WWEスーパースターのマレラに場内歓声。ディーノがマイク。ディーノ「竹下、テメエ、9月1日エディオンアリーナでKO-D無差別のタイトルをやるらしいじゃねえか。相手は青木真也。言っておくが、今のアンタでは青木真也には勝てない! 青木真也の酸いも甘いも知り尽くしたこの4人が闘いの中でテメエに何が足りないのか教えてやる!」ササダンゴ「我々はキサマの噛ませ犬になるつもりは全くない。その証拠に青木真也のバックボーンである柔道、その柔道の世界的高名なインストラクターであるサンティーノさんの招へいに成功した! すごいだろ!」いきり立つ竹下を高木、坂口、アントンがなだめて試合スタート。高木とササダンゴで試合はスタート。続いて坂口vsMAO、アントンvsディーノと続く。ディーノがアントンに男色殺法。ディーノからマレラに続くとマレラが頭突きからブレーンバスター。ササダンゴが串刺し攻撃狙い。かわしたアントンだったが、タッチはディーノによってカットされてしまう。アントンはMAOにテーズプレスからエルボードロップを投下して竹下ではなく高木とタッチ。MAOは高木にドロップキックからライオンサルト。高木はMAOにスタナー。高木がタッチしたのは竹下ではなく坂口。MAOにミドルキックを見舞うとPK狙い。MAOがかわしてジョンウー。ここでマレラがリングイン。坂口がタッチしたのは竹下ではなくアントンだったが、アントンはリングインの際にヒザを強打してギブアップ寸前に昨日徹夜で考えてきた「ごんぎつね」を話し出すも内容は「新海真」ではなく下ネタ。ごんぎつねはマレラがコブラを装着し、ついに対峙。コブラが勝ったかに思えたが、アントンはレフトハンドでごんぎつね。アントンはタッチかと思いきやサミングを味方に決めまくる。これを察知した竹下がきつねの手でタッチしてようやくリングイン。しかしディーノが竹下にローブローから尻出し。救出せんとした坂口、高木、アントンが次々に地獄門の犠牲に。竹下も地獄門に吸い込まれたが、マレラのコブラはかわされてディーノの地獄門に吸い込まれる。これでコブラが制御不能になってしまうと、ササダンゴが自身のマスクを被せてもダメ。ならばとみんなでタイツを脱いで制御不能なコブラに被せてみたが、コブラはそれでも暴れまわる。コブラがササダンゴの口に命中し、倒れ込むササダンゴを竹下が丸め込んで試合終了。
8・30新木場でごんぎつねvsコブラ! 青木が竹下を絞め落とす!
試合後、竹下がマイク。竹下「本日、セミファイナルに上がっていただいたレスラーの皆さん、無事、青木真也対策を終えることができました」するとアントンがマイク。アントン「おい、サンティーノ! 聞け! 俺のごんぎつねがオマエのコブラを食べたがっているぜ! どういう意味かわかるか?」マレラ「オマエのごんぎつねが俺のコブラを倒せると思っているなら、オマエはクレイジーだ」その後、ごんぎつねだ、コブラだとアピールしあって、今林APは8・30新木場での両者のシングルマッチをアナウンスした。竹下が「9月1日、青木真也とベルトを懸けてしっかり防衛したいと思っている次第…」と話しているとポコたんが登場。エプロンで微動だにしないポコたんに「オマエ、怪しいな。オマエから来い!」といきり立つ竹下だったが、その竹下の背後を青木が襲撃。スリーパーで絞め落とすとスマホで撮影して「タケちゃん、また」と言って帰ってしまった。
【試合後のコメント】
マレラ 後楽園ホールで試合をするのが夢だったので、DDTありがとうございます! 日本には何回も来たけど、ボクはずっとお客さんとして来ていたので、後楽園ホールで試合をすることをずっと思い描いていたんだ。だからとてもハッピーな気持ちだったんだが、ごんぎつねとかいう奴! あいつはクレイジーだ! 間違っている! このコブラこそがベストだ! 8月31日、新木場でこのコブラが最強だということをごんぎつねに思い知らせてやる!
ーーアントーニオ本多選手の印象は?
マレラ ごんぎつね……あのフォックスはトリックだ! 目を突いてくるってことが今日でもう分かった。だから二度目はない! コブラは必ず相手の喉を噛みちぎる!
ーーDDTに上がってみた感想を。
マレラ DDTのレスラーはグッドシェイプな選手ばかりだし、プロフェッショナルだ。その上でエンターテインナーとして人を楽しませることを分かっている。この後楽園ホールで一緒に試合が出来たことを誇りに思うよ。
ーーまずマレラ選手とシングルマッチをやりたいということで、8・31新木場での一騎打ちが決まりました。
アントン やはり運命的なものを感じるじゃないですか。あとみんなハブとマングース、どっちが勝つんだ的な感じで見に行くわけでしょ? あれって勝負決まっているんでしたっけ?(苦笑)あれはマングースが勝つんですか? だから奴がハブだとしたら、私がマングースですよ。まあチングースですけどね。要は彼のコブラを倒すのは私だというのを証明しない限りは夜も眠れないので、それを証明してから私の新しい人生を始めないとね。わだかまりなんで。引っ掛かり、それを精算しないといけないんです。観に来てくれよな!
ーーそのわだかまりが解けたあと、11月の両国で東京女子の山下選手と組んで、ケニー・オメガ&里歩との試合が発表されました。
アントン こちら山下さん、いらっしゃってます。
山下 はい。
アントン どうですか?
山下 いや、ビックリしましたね(苦笑)。動揺してズボンのお尻に穴が開きました!
アントン おお、すごい! そんなことあるの? どういうこと? 発表を聞いて……。
山下 うわー、ビリーッみたいな感じで。
アントン すごいことも起こるものだね。里歩ちゃんと闘ったことはあるんですか?
山下 1回だけあるんですけど、6人タッグで少ししか出来なかったので。里歩さんとやってみたいなって気持ちがすごくあったので、これを機会に出来ればいいなと。楽しみです!
アントン 何でこんなカードが組まれたのかって、皆さん不思議だと思うんですよね。これ言っていいのか分からないですけど……要はケニーが希望したらしいです。なので、両国大会にケニー参戦ということで、もっとちゃんとしたシュッとした選手が当たったほうが話題になると思うんですけど、ケニーに選ばれてしまったということはですね……もう大変ですね!(笑)
山下 大変ですね、本当に。
アントン でもまぁそんな大変なことを乗り越えて、我々はさらに強くなっていけるんじゃないかと。やっぱピンチでありチャンスじゃないかと。
山下 そうですね!
アントン またこの試合を終えれば山下さんはどんなズボンを履いても破れない!
山下 そうですね!
アントン 山下さんのズボンを象が踏んでも破れない!(苦笑)
山下 破れない(苦笑)。
アントン それぐらいのものになると思うのでご期待ください。
ーーある意味でAEWとの対抗戦になるのかなと思うのですが。
アントン そうですね。やっぱアメリカという国は、私は愛している部分もあるんですけど、納得いかない部分もあるので。でもケニーはカナダ人なんでね(苦笑)。完全にちょっと今、履き違えたなって……カナダについてはとってもいい国だと聞いていますので、とくに対抗意識はないかもしれない。まあまあ……対抗意識はとくにないですけど、お互いがカナダと日本がね闘いを通じて仲良くなっていけばいいなって思います。カナダ行ったことありますか?
山下 カナダはないです。
アントン これをキッカケにみんなでカナダ旅行とか行ってね(苦笑)。メイプルシロップを木に登って舐め尽くせばいいと思いますよ。ご期待ください、我々のその姿にも! その時、木に登っても彼女のパンツは破れないです!
山下 破れない。強くなれ!
ーー山下選手はケニー選手との遭遇はいかがですか。
山下 最初の私が(東京女子に)入った2013年くらいには、飯伏選手とケニー選手がDDTでゴールデン☆ラヴァーズでやっていたっていうイメージがあって。新木場で蹴り(のやり方)を飯伏さんに聞いたときがあって、その教わっている横にいたケニーさんが答えてくださったっていう思い出が少しあるかな程度の感じなので。そんなにお話したことはないかなって。だからビックリしてます本当に。
アントン ビックリしちゃうよね。
山下 ビックリしますね。
竹下 何とか大阪まであと1週間ですか。何とか1週間前の今日、対策は何とか間に合ったかなというのが本音ですね。確かに青木選手とは3度目のシングルマッチということで、非常に警戒していた部分があったんですけど、先輩方そして後輩のMAO、そしてコブラことサンティーノ・マレラからご指導いただきまして、無事に対策を終えることが出来たなというのが正直なところです。
ーーポコたんが現れたり、心理戦はすでに始まっている感じですが。
竹下 あれ青木選手でした?
ーーいえ、青木選手は後ろから現れたので。
竹下 あれ、ふっと気持ちよくなっちゃったんですけど。あれは男色ディーノですか? 男色ディーノに股間を触られた時と同じ気持ち良さがありましたけどね。
ーー青木選手は竹下選手の背後からスリーパーを決めました。
竹下 スリーパー!? スリーパーやったんか。何でも極めるとそこまで行くんやなっていう。対戦相手を気持ちよくさせたら大したものですよ。ボクを気持ちよくさせたら大したものですよ。試合でボクを満たすことが出来たら大したものですよ。
ーー今日の青木選手と大石選手の試合はいかがでしたか。
竹下 うーん、一応それこそ何か対策になるかなと思って見ていたんですけど。うーん、まぁまあまあまあまあ、青木選手の本気は出してないんじゃないですか。大石さんも本気を出させてもらえなかったじゃないですか。打ち消しの試合でしたよ。
ーー大石選手は試合後、「ひとつ見つかったことがあるので竹下に伝えたい」と言ってました。
竹下 何ですかそれは?
ーー恐らく直接伝えるのだと思いますが。
竹下 ホンマっすか? さっき「いやぁ強かったわ」って言ってましたけど。何か伝えたいことがあるようには見えなかったですけど(苦笑)。そこは対策にさらに対策を重ねられるってことですよね。正直、虎の巻みたいなところがある。こバッチリでしょ! 絶対勝つでしょ! ジャーマンで投げるっしょ! 青木真也をぶっこ抜いて3カウント奪ってやりますよ。
メインイベント 60分一本勝負
DDT EXTREME級選手権試合~ラダーマッチ
※第46代王者が初防衛に成功。
イケメンは『HELLO』フルコーラスでようやくリングインしてコールを受ける。ベルトの返還から天井に吊るされたロープにベルトが吊るされる。ルールはベルトを獲ったほうが勝利。ロックアップから両者髪を掴みあう。イケメンは佐々木を場外に出してケブラーダもかわされてしまう。佐々木はイケメンを鉄柱にぶつけるとラダーをさっそくリングに入れて登りだす。イケメンが倒して阻止。イケメンはラダーを直して登るも佐々木が落とす。佐々木はラダーをコーナーに立てかける。佐々木がそこに振ろうとするも、イケメンが切り返して佐々木はラダーに激突。サードロープに引っ掛けたラダーに佐々木を乗せて、イケメンがライオンサルトもかわされて自爆。佐々木はラダーをイケメンに突き刺すとセカンドロープに引っ掛ける。そこ目掛けてのブレーンバスターはイケメンがかわしてショルダースルー。佐々木はラダーにぶつかる。佐々木はラダーごとイケメンをコーナーにぶつけると、足が引っ掛かった状態のイケメンをラダーごとキャンバスに叩きつける。佐々木はコーナー3段目にラダーを乗せるとそこへのニークラッシャー。佐々木はイスをリングに入れるとそれで足を攻撃。さらに足をイスで挟んで、イスを振るってぶつけていって、それごとアキレス腱固め。イケメンは佐々木にイスを投げ当てると、さらにエプロンに出してイスをぶつけていく。リング下に落ちた佐々木にイケメンがトペ・コンヒーロ。リングに戻して足にラダーを乗せると、そこ目掛けてイスをフルスイング。ラダーの上に佐々木を寝かせるとイケメンがムーンサルト・プレスを投下。しかし佐々木が回避してラダーに自爆。佐々木はイケメンをラダーに寝かせるとダイビング・エルボードロップ。これはイケメンが回避して佐々木がラダーに自爆する。イケメンがラダーに登ると佐々木はもう一台ラダーを持ち出して登っていく。両者でナックルパンチの応酬で転落。佐々木が先に蘇生してラダーに登るが、イケメンがラダーをぶつけて阻止。イケメンはラダーを差し込んでセカンドロープに引っ掛けると、その上に回転エビ固め。イケメンはテーブルを持ち込むと、その上にハイブリッドブラスターを狙うが、佐々木は回避。イケメンはトラースキック、佐々木はドロップキックを放つ。佐々木はミスティカ式クロスフェース。苦しいイケメンはロープを掴むと、島谷がその手をテープで固定してしまう。佐々木はラダーを登るが、このピンチを樋口がハサミで救出。佐々木を落としてベルトに手を伸ばす。イケメンがラダーから雪崩式デスバレーでテーブルクラッシュ。イケメンが手を伸ばすも佐々木が蘇生してラダーごと倒す。2台のラダーを並べてテーブルを橋渡しでセット。イケメンも登るとその上で攻防。佐々木がペディグリー狙い。イケメンがかわしてインプラントで突き刺してベルトを奪取して初防衛。
9・29後楽園でイケメンのEXTREME級王座に遠藤、HARASHIMAが挑戦!
試合後、イケメンがマイク。イケメン「今日、ありがとうございました。DDTの後楽園のメイン、フリーになってから初めてです。とにかく後楽園のメインで佐々木大輔を相手に防衛したぞ! 俺が黒潮“イケメン
”二郎です!」イケメンはコーナーで倒立。今林「イケメン選手、防衛おめでとうございます! 次の防衛戦なんですが9月29日後楽園ホール大会…」ここで遠藤がリングイン。するとHARASHIMAもエプロンに現れる。遠藤「HARASHIMA、テメエの出る幕じゃねえんだよ。恥かきたくなかったらさっさと下がれ。イケメン!」イケメン「はい」遠藤「なんだその気の抜ける返事は。カリスマの敵討ちだ。第1回のD王GP、忘れてねえだろうな。テメエに断る理由はねえよな」イケメン「俺もオマエとずっと闘いたかった。一番闘いたかった。で、オマエがDDTで一番怖かった。だからこのベルトを懸けて次の後楽園でやってやるよ」HARASHIMA「いろんなベルト欲しいけど、EXTREMEのベルト、ゾクゾクするよね。チャンスがあれば挑戦したいんだよね。遠藤、君もやりたいなら決定戦やってもいいよ。さっきの試合で勝ったと思ってないし」イケメン「俺もHARASHIMA、オマエと大阪で闘って負けたこと忘れてねえぞ。オマエが一番正直DDTで怖かった。次の後楽園で俺とオマエでタイトルマッチをやってやる…」今林「みなさんの言いたいことはわかります。イケメン選手、どうしましょう。挑戦者決定戦をやって決めるという選択肢もありますが…」イケメン「そんなのいいよ、やらなくて。オマエら2人かかってこい。3WAYでやってやるよ! 3WAYでタイトルマッチ、見たくないですか?」こうして9・29後楽園でDDT EXTREME級戦の3WAYマッチが決定。最後はイケメンの音頭で「3、2、1、フィニッシュ!」で締め。その後、スクリーンでは11・3両国の参戦全81選手がアナウンスされた。
【試合後のコメント】
黒潮 (腿のアザを指差しながら)はーーー! はーーーー! はぁ痛い……獲った! 獲ってない! 守った! イッテー! やべぇ! はーーー! 次、HARASHIMA! 遠藤! 俺がすっげーつまんねぇ試合にしてやる!
ーーああいう形で挑戦表明して3WAYでのタイトルマッチが決まりましたが。
HARASHIMA そうですね、やっぱりベルトは終始…その中でもEXTREMEのベルトは巻いている時期もあったし、やっぱり今日見ていてもゾクゾクするし。挑戦表明って感じでして、遠藤も出てきたけど今日の試合で勝ったけど、あれで勝ったとは思ってないし。ちょうどイケメンが「3WAYで」って言ったんで、それもいいタイミングというか楽しみですね。ここはガッチリ行きたいと思います。
ーー現王者の黒潮選手の印象は。
HARASHIMA 1回D王GPで対戦したことがあって。その時はもちろん普通のルールだったんですけど、どんな会場、どんな場面でも会場を味方につけるというか。コミカルに見えるけど、しっかり試合をコントロールしている。で、すごい技術を感じるし、非常にうまい選手だなっていう印象はありますね。
ーー3WAYっていうのはHARASHIMA選手にとって有利ですか? 不利ですか?
HARASHIMA たぶんみんな条件は一緒なので、不利ではないと思います。あと苦手なルールではないです。
ーーああいう形で挑戦表明して3WAYでのタイトルマッチが決まりましたが。
遠藤 うーん、正直……今日HARASHIMAに3つ取られて、もうそれでいいじゃんって思ってて。思ってたんですが、向こうも何か納得していないようで。また何か俺に噛みついてくるのかな。イケメン選手、顔デカかったっすね。俺が今月28歳になりまして、アラサーで、たぶんイケメンが俺の1個下でたぶん27とかかな。で、レベルの高いプロレスをしようかなと思っていて。で、HARASHIMA選手がうん十うん歳。まあ付いてこられるかどうかってところだよね。俺とイケメンのプロレスに。本当、リング上で言ったように恥かきたくなかったら今からでも挑戦表明を取り消したほうがいいよ。
ーー3WAYっていうのは遠藤選手にとって有利ですか? 不利ですか?
遠藤 うーん、まあやってみないことには何とも言えないけど、俺は黒潮“イケメン”二郎からシングルで一本取ってるし、HARASHIMAからも何回かシングルでガッチリした形で取ってるし。だから別に3WAYだから不利とか、そういう気持ちはないかな。まあルールに関しては全員フラットな状態だと思うし。誰かがズバ抜けて3WAYを得意にしているとか、そういうものでもないと思うし。単純にこの3WAYは個人の力が結果につながると思っているから。
佐々木 私は生きてるのか死んでいるのか、コノヤロー。オイ、マタロー! どうなった! 生きてるのか? 生きてますかー! 頭がイテェよオイ。あのロン毛野郎やってくれたなオイ! この俺に勝つとはオイ! 俺がDDTだろオイ! 俺に勝つってことはアイツがDDTに勝ったってことだ。そう思わねぇか?
ーーある意味、カリスマに勝ったってことは……。
佐々木 (遮るように)俺はそうは思わねぇぞオイ! 俺がDDTなわけないだろオイ! あの野郎、なかなかやるじゃねぇか。頭がイテェ。リベンジの機会はあるのか?
ーー次、遠藤選手が挑戦表明して……。
佐々木 アイツ表明したのか?
ーーHARASHIMA選手を加えた3WAYで行われることになりました。
佐々木 俺の仇を取ってくれるのか? じゃあもう俺は必要ないな! 俺はもう舌噛み切って死ぬ! クッ!(舌を噛んでみる)クー、あぁ痛い! 痛てぇじゃねぇかこの野郎! オイ! で、なんだ?
ーー佐々木選手としては黒潮選手に勝ってもらってリベンジしたい?
佐々木 俺がリベンジしたいのはイケメン……イケメンか? 俺は別にリベンジとか興味ねぇけどよ、やっぱりよアイツの髪の毛が気に入らねぇ。リベンジなんかどうでもいい。いつの日かアイツの髪を刈ってやるよ。アイツの鍋屋の近くでもいいよ。襲って髪切ってやるよ。それで成立するかもしれねぇ。ただ頭がイテェからよ、年内俺は休養だ。
ーー欠場されるんですか?
佐々木 休養だ。頭痛休暇。
ーー試合には出る?
佐々木 頭痛休暇だよ。
ーーそうは言っても9・1大阪でまた試合が……。
佐々木 試合あるのか! ぶっ殺してやるよマタロー! オイ! あるんだろ? やってやるよマタロー。よく教えてくれたな。気が利くじゃねぇかマタローのくせに。なあ(三田)佐代子。
ーーそのイケメン選手とまた当たるタッグタイトルマッチですが。
佐々木 俺がチャンピオンだ! 挑戦してこい。胸貸してやるよ。佐代子も観に来るんだろ?
ーー……。
佐々木 来ないやつじゃねぇかそれ(苦笑)。
ーーすぐまた……。
佐々木 話変えるなよ! 好意のないときの女性の返事だぞ、それ。
ーータイトルマッチに向けて。
佐々木 そんなこと覚えてねぇよ今日は! ひとつだけあったな。和貞は俺の息子だ! それだけは覚えているぞ。何でだか分かるか? 頭じゃねえ、俺のDNAが覚えているからだ! アイツの所属していた団体、DNAって言うだろ。アレは俺のDNAって意味だ。アイツら全員、俺の子供だ! アイツらの母親とS○Xして中○ししたの全部俺だ! そういうことだ!(苦笑)
ーーケニー・オメガ選手の両国大会参戦が発表されましたが、経緯は?
高木 中澤マイケルにずっと「ケニー・オメガを連れてこい」って言っていたんで、この件に関してはマイケルが頑張ってくれたというか。ケニーとも連絡を取って……ですかね。僕らとしてもどこっていうのはアレだったんだけども、何かケニーから連絡があって11月3日の両国で久しぶりにDDTで試合がしたいってことだったので。ケニーのリクエストでこのカードを組みました。
ーー高木さんとしてはDDTの全ブランドが集まる中で、このカードは目玉カードのひとつになると思いますが、どんなものを期待していますか。
高木 やっぱりちょっと前にビアガーデンプロレスでアントンと広田さくらさんが試合をした時に、ケニーがそれに反応していて。「アントーニオ本多は私が闘った中で最も偉大な選手の一人です」ってツイートしていたんですけど、それで彼が閃いたのか、何だか分からないですけど。たぶん機を見るに敏というか、彼の中でそれが刺さったのかってところだと思っていますね。あと里歩選手にとってもアントーニオ本多って選手は、掛け買いのない選手だろうし。あくまでも私の推測でしかないんですけど。山下っていうのはたぶんAEWに上がっていない、東京女子プロレス初期メンバーの一人なので、たぶん彼の中であったのかなっていうのがありますかね。だからこっちからどうっていうのはなかったんですけど、彼のリクエストを聞いて組んだカードですね。らしいかなって。
ーーとりあえず参戦は今回の11・3のみ?
高木 うーん……分からないですね! もちろん11月3日のって話なんですけど、ボクらとしてはまたケニーと一緒にやりたいし。でもケニーも今、AEWっていう団体を彼が率いてやっているので。そこはやっぱりAEWを尊重しなくちゃって思っていますし、やっぱりAEWのケニー・オメガなので。そこはどういうふうになるのかは分からないです。彼も大事な時期だと思うし。ボクは本当に5年ぶり……いろいろ調べたら2014年の10月26日がケニー最後の試合だったんですよ。それから5年! それが2019年11月3日、約5年経ってケニー・オメガが帰ってくる。ボクにとってすごく感慨深いなって感じですね。
ーー竹下選手が成長した姿でケニー選手とやりたいと言っていたのですが。
高木 それは竹下が? コメントで? それはもちろん、ケニーが望むならだし。こちらとしては何も止める(問題ではない)……でもそれは竹下だけじゃなくてみんな思っていることかもしれない。俺だって久しぶりにケニーと試合したいもんね! 俺だってやりたい、ケニーとバカな路上プロレスをやりたいし。でもそれはケニーがこれからどう思うかってことだと思うので。5年っていう月日はDDTも変わったし、ケニー・オメガも変わったし。そういう部分でボクらも彼らに負けないように頑張ってきたし、彼も彼で頑張ってきたと思うし。そこの部分がどういう形で化学反応を起こすかはすごく楽しみですね。
ーー総勢81人という発表がありましたが、カードに関しては今後追々?
高木 そうですね、今後ですね。ボクとイサミのシングルマッチと、今回のケニー&里歩vsアントン&山下が決定しているので、ほかは追々とって感じですかね。81人…クリス・ブルックスもいるし、追々って感じですね。