迫る両国KO-D無差別決戦、復調のクリスが王者・火野組から一矢報いる勝利!「次の青森大会にはベルトを持って帰ってくる」(クリス)
7月15日、青森・青森はまなす会館で「Road to PETER PAN 2022 in AOMORI」が開催。7・7新宿大会の復帰戦では火野裕士&大石真翔のΩに敗れたクリス・ブルックスだが、この日は樋口和貞と組んで再びΩと対戦。
火野とのチョップ合戦では、クリスのチョップを受けた火野が「なかなかやるな」という表情を見せる場面も。大石のインサイドワークに苦しめられつつも、樋口が好フォローを見せて、最後はパイルドライバーからのプレイングマンティスボム。樋口に場外で押さえつけられている火野に向かって、大石をカバーしながら中指を突き立てたクリスが3カウントを奪って勝利。
ようやく火野に一矢報いたクリスに対し、火野は「おいクリス! 勝って嬉しいか? 知ってるか? 大石真翔やぞ。一般人に負けた奴やぞ。そんなのに勝って嬉しいか?」と挑発。しかしクリスは「ヒノ、今日はオオイシに勝っただけ。でも7月23日は絶対にヒノに勝つ!」と言い放つと、「DDT青森、超久しぶりですね! ワタシは初めてです。でもいい場所だと思います。次のDDT青森大会はすぐ行きたいです。次の青森大会にはベルトを持って帰ってくるので」と、KO-D無差別級王者になって帰ってくると宣言して、約4年ぶりの青森大会を締めた。
バックステージでも火野は「大石真翔に勝って嬉しいってアホちゃうか。そんな奴が両国でベルトに挑戦? アホなこと言うな。もっと、もっと頼むぞクリス。明日もう一発当たるよな。もっとガッツリやろうやんけ。ワシからとりあえず一本取ってみろや……無理か」と余裕のコメント。対するクリスは「オオイシは同じユニットじゃない? Ωじゃない? オオイシ弱いのになんで同じユニットなの? ヒノはエクスキューズ(言い訳)だけ。(両国は)人生の一番おっきなチャンス! 絶対獲ります! コンディションはまだ100%じゃない。90%ぐらい。まだ1週間ある。(7・7)新宿のときとはだいぶ違う。だから両国も大丈夫! チョップはちょっと肩がまだ大変。でもこの1週間は肩のトレーニングやって、ストレッチも出来るからいい感じ。大丈夫!」と分析した。
坂口が石田によもやのリングアウト負けで、石田相手に2連敗! KO-D6人タッグ王座獲りに暗雲!
6・25後楽園大会で石田有輝のどすこい固めで3カウントを奪われた坂口征夫。両国大会でのKO-D6人タッグ選手権を前に、坂口の要請で実現した石田との一騎打ちだったが、場外で石田を蹴り飛ばしてリングに戻ろうとした坂口にしがみつき、エプロンで炎掌をブチ込む。これで坂口はエプロンから転落。その間に石田がリングに戻り、まさかのリングアウト勝ち。
石田に2連敗する格好となった坂口は「赤井、岡谷に申し訳ない。舐めていたわけじゃないし、何で負けたか分からないな。あと1週間で取り戻さないと。強いていえばアイツの執念のほうが上回っていたのかな」と戸惑いを隠せない様子。一方の石田は「どうだ、これが諦めない力! KO-D6人タッグはハリマオのものなんだよ! 俺だって弱くないんだぞ! 両国、お前ら舐めているとどすこいだー!」と、完全に勢いに乗った様子。
秋山が初のエニウェアフォールマッチで大暴れも「次は絶対に高木さん入れて、青森の泥でべちょべちょにしてやるからな!」
青森大会名物のエニウェアフォールマッチで、BURNINGとHARASHIMA&岡谷英樹&須見和馬が対戦。開始早々、戦場は雨が降る会場外に。これがエニウェアフォールルール初挑戦の秋山だが、須見にコンクリートの上で炎のコマを決めていく。選手の移動に大勢のお客さんもついていく中、須見は果敢にも秋山の顔に手についた泥をこすりつけようとする。怒った秋山が反撃するが、須見が岩からのケブラーダを決めたところで、ようやく会場内へ。遠藤が岡谷にバーニングスター・プレスを決めて勝負あったかと思われたが、その横で秋山が須見にフロント・ネックロックを決めてタップを奪ったため、秋山が勝利。
初体験のエニウェアフォールマッチを終えた秋山は「言い出しっぺは誰だ? 絶対に高木さんだな。次は絶対に高木さん入れて、青森の泥でべちょべちょにしてやるからな! 須見の奴、俺の顔に泥を塗りやがった! まさに泥を塗りやがった!」と言い放ち、遠藤が「副社長も入れて」と付け加えると、高鹿は「岡谷も入れ!」と言い放った。
☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
https://www.wrestle-universe.com/ja/videos/aQ1GdNxzWFSk1C7uUFtaMc