DDTロゴ
DDT

遂に来た!!平田一喜15周年記念興行~語れ!15年分のHIRATA GO!!

この記事をシェアする

遂に来た!!平田一喜15周年記念興行~語れ!15年分のHIRATA GO!!

日時2025年3月12日
開場東京・新宿FACE
  • ★大会ハイライト★

  • 垣根を越えたまさかの「TOKYO GO!」に会場爆発! 平田一喜が紆余曲折を経てついに実現した15周年記念興行を自らの勝利で飾る!「しんどいこと、絶望すること、色々あったけど、続けてたらこんないいことがあるんだなって。プロレスやっててよかったです!」

    3月12日「遂に来た!!平田一喜15周年記念興行~語れ!15年分のHIRATA GO!!」東京・新宿FACE大会が開催。2020年に予定していたデビュー10周年記念大会がコロナ禍のため中止となっていた平田にとっては、悲願であり、5年越しのリベンジともいえる今大会。メインは平田自らが決定した、縁の深い6人による「語れ!15年分のHIRATA GO!!スペシャル6人タッグマッチ」平田一喜&高橋ヒロム&石井慧介vsYO-HEY&近野剣心&高尾蒼馬。レフェリーはかつて神戸時代の同期にあたる玉川勝巳レフェリーが務めた。試合は主役であるはずの平田が一方的に捕まる展開。しかしコルバタからの“ただ押すだけ”で逆転に成功すると、石井にタッチを繋ぐ。石井がキックのラッシュで近野を追い込むと、近野もミドルキックからフェイスクラッシャーを返す。近野からYO-HEYに代わると、YO-HEYはミサイルキック。石井がフランケンシュタイナーで返すと、石井はヒロムに繋ぐ。YO-HEYとヒロムが互いの技を読み合う高度な攻防のなか、ヒロムがファルコンアローを決めさらなる攻撃を狙う。しかしここで平田が「15周年でやられてるだけですよ~! 自分の力で勝つんで、僕にタッチを~!」とタッチを懇願。するとヒロムが「平田さん!俺、平田さんにタッチしてみるわ!」と平田にタッチ。平田が15周年ボンバーを決め、一気に勝機と見るや平田メガネを手にするも、「TOKYO GO!」のイントロが流れたところでヒロムと石井が止めに入る。改めて3人でトレイン攻撃を狙うが、平田のみコーナーに自爆。するとYO-HEYと近野がギンギン♂BOYS時代の連係を決めて見せる。YO-HEYが一気に平田を仕留めにかかるが、ここで平田が手刀一閃。次々と選手が入れ代わり立ち代わり飛び込む入り乱れた展開に。全員がダウンしたところで平田はメガネを手にし、満を持して「TOKYO GO!」を踊り始めるがYO-HEYがカットすると会場は大ブーイング。なんとYO-HEYが落ちていたメガネを手にし、まさかの装着。「TOKYO GO!」が流れ始めるが、これを今度は平田がカット。会場はブーイング。平田が改めてメガネを手にするが「もう一人じゃ踊れないよぉ……」と急に弱気に。ヒロムと石井が飛び込み「あなたには俺たちが付いてますよ! 一緒に踊りませんか?」と言って3人でメガネを装着。「TOKYO GO!」を踊り始める。なんと背後からYO-HEY、近野、高尾もメガネを装着しリングに入ると、打ち合いから、突如6人でダンス。会場は大喝采。しかし踊り終わったところでYO-HEYが平田を丸め込むもカウント2。平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを決めるもこれもカウント2。YO-HEYが必殺の顔面Gを狙おうとするが、突如攻撃の手を止め平田に語り掛ける。YO-HEYが「俺らのこの対決、俺ら自身がずっとずっとずっと待って、今日あるわけだ。この15年の想いを、今改めてこのリングでぶつけ合おうや」と言うと、平田は「YO-HEY、この15年間、発表されていないものの含めて4、5回くらい闘う機会があって、お互いの怪我だったり、インフルだったりコロナだったり、興行が流れて、10周年の時にもう闘わない運命なのかなって思ってました。でも今この瞬間でわかったことあるよ。今まで全部流れてきたのはこの日のためなんだって。全部出し合おうや。俺とYO-HEY、もう1人大事な同期いるよな、剣心!」と言うと近野もリングへ。平田が「この3人が同じリングで試合する事なんてもうねぇよ。俺ら3人にちょっと時間ください。剣心、YO-HEY、全部出し合おう。勝負だ!」と叫ぶと3人でエルボーの打ち合い、平田が2人からのエルボーを何発も浴びる。平田の膝が崩れると、石井とヒロムが救援に入ろうとするが平田が制し、打ち合いを続ける。会場を大平田コールが包む。YO-HEYの逆水平チョップ、近野のミドルキックを平田が浴び続けるが、平田は倒れず。近野がハイキックを放つと、平田は延髄斬り。YO-HEYがトラ―スキックを連発すると、平田は魂のエルボー。両者ダウン。YO-HEYが高尾にタッチを繋ぐと、高尾はダイビング・フットスタンプ。大ダメージの平田はフラフラになりながらエルボーを連発する。ここで石井とヒロムが飛び込むと、先ほど失敗に終わったトレイン攻撃。平田が串刺しアタックを成功させる。高尾がトラ―スキックを決めるもカウントは2。さらにパーフェクトドライバーを決めるが、カウント2でヒロムと石井がカット。何とか平田がエルボーを連発するも、ボディスラムは上がらず。高尾がフィニッシュを狙ったところに、ヒロムが飛び込みヒロムちゃんボンバーからダイナマイト・プランジャー。石井がニールキック。大平田コールの中、平田がエゴイストドライバーを決め、高尾からカウント3を奪取。自らの15周年記念試合を勝利で飾った。


    平田がマイクを持つが「回復する時間をください」と言ってヒロムにマイクを渡す。ヒロムは戸惑いながらも「多分この6人タッグのメンバーの中で俺は一番平田さんと一緒にいた時間は少ないと思うんですよ。月刊若手通信で俺が初勝利した男が平田さん。初勝利っていうのは一つのきっかけになりました。それから交わることなく久しぶりに再会したのが2023年のALL STAR Jr (FESTIVAL)、そのあとに両国国技館でシングルやりましたね。今でも凄い良い思い出です。クリス・ジェリコが褒めたやつ! よくわかんないルールでしたけど、凄く良い思い出になってます。でも一つ俺の中でどうしても許せないことがあるんですよ。俺、いろんな奴と闘いました。海外の選手、ドラゴン・リーともやった、(エル・)デスペラードともやった、石森(太二)さんともやった、新日ジュニア、他団体の人、フジタ"Jr."ハヤトさんだったり、色んな試合をして色々感動したんですよ。でも俺15年プロレスをやってきた中で、一番心に残ってる試合が平田さんとの試合なんですよ。あなたとやったことで、あの試合を超えることが出来ないんですよ。どうしてくれるんですか! でも、俺はあの時平田さんとシングル出来て、心の底から嬉しかったんです。何より、俺自身が成長出来た、ありがとうございました!」と平田にメッセージ。続けてマイクを持った石井は「平田とは練習生時代から、おそらく2009年からの付き合いだと思うんですけども、ちょっと変わった先輩かもしれないけど、今日のチームに入れてくれてありがとう。またいつでも平田の戦力になれるよう、自分も成長し続けようと思うんで、平田本当にありがとう!」と感謝の言葉。


    最後に平田がマイクを持つと「見に来てくれた皆さん、UNIVERSEで見ている皆さん、本当にありがとうございました! 長く喋りたかったけど、そんな力が残ってないので……時間かかったね、YO-HEY! 15年以上だよ。近野さんも広島でちょこちょこ闘えて、高尾さん、石井さん、ヒロムさん、若手通信があって、ヒロムさんとは両国で闘えて、色んな点が今日線として繋がったのが……15年やっててよかったなと思いました。しんどいこととか、怪我することとか、絶望することとか、色々あったけど、続けてたらこんないいことがあるんだなって。プロレスやっててよかったですよ! 今日はみんなに感謝です、ありがとうございました!」と感謝のメッセージ。そして出場選手をリングに集め記念撮影。「引退しそうな空気になっちゃいましたけど、まだまだこれからも皆さんのセロトニンとしてプロレス界をばく進していきますので、よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」と大会を締めくくった。バックステージで平田は「僕の15周年をぎゅっとしてばっと出した試合だったんで、言うことは一言です、ありがとうございました! 今度打ち上げしましょう!」と言って石井とヒロムと握手を交わした。


    また、この日のオープニングマッチでは平田と同世代になる若手通信世代の入江&彰人&翔太が快勝。第二試合ではDRAGONGATE からパンチ富永が初参戦し、“DDT第二試合”流の洗礼を浴びる結果に。第三試合の時間差入場バトルロイヤルでは平田の同期で2018年に引退したKotokaが一夜限りのサプライズ復帰。必殺のカルデラを決め伊橋を下し勝利を挙げた。平田ゆかりの面々が出場した記念大会は笑顔に包まれ無事幕を閉じた。

    ☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
    https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/3gCxwCEJYtSEYHywVQRWeb
  • 前説

  • 本日の主役・平田が登場、全試合を解説し大会の幕開けを宣言!

  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • スタートは若手通信世代から

    11分37秒

    片エビ固め

    ※ビーストボンバー
  • 第二試合 30分一本勝負

  • パンチさん色々期待してますなタッグマッチ

    0分9秒

    横入り式エビ固め

  • 再試合 30分一本勝負

  • 9分55秒

    横入り式エビ固め

  • 第三試合 時間無制限勝負

  • 時間差入場バトルロイヤル

    VS

    • WIN

      Kotoka

    VS

    10分48秒

    片エビ固め

    ※カルデラ。< >内は入場順。
    【試合経過】
    ①○クリス・ブルックス<2> vs 高鹿佑也●<1>
    6分7秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ②○魔苦・怒鳴門<6> vs 須見和馬●<3>
    7分32秒 マックシェイク
    ③○魔苦・怒鳴門 vs 夢虹●<4>
    8分11秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ⑤8分12秒、魔苦・怒鳴門の自爆オーバー・ザ・トップロープ
    ④○Kotoka vs クリス・ブルックス●
    10分8秒 オーバー・ザ・トップロープ
  • 平田の同期で2018年に引退した元DRAGONGATE のKotokaが一夜限りの復帰! 必殺カルデラで伊橋を下しバトルロイヤル制す!

  • 第四試合 30分一本勝負

  • 帰ってきた!ずんちゃ♪マッスルサバイバー涙の再集結!

    10分37秒

    エビ固め

    ※バカタレ・スライディングキック
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • ハチャメチャセミファイナル!

    14分38秒

    体固め

    ※ダブル・レインメーカー
  • メインイベント 30分一本勝負

  • 語れ!15年分のHIRATA GO!!スペシャル6人タッグマッチ

    VS

    VS

    28分35秒

    片エビ固め

    ※エゴイストドライバー
  • 平田が自らの勝利で15周年記念試合を締めくくる! ヒロム、石井から平田にメッセージ!「色んな点が今日線として繋がったのが……15年やっててよかったなと思いました」(平田)

この記事をシェアする