DDTロゴ
DDT

けやきMelty Love 2025

この記事をシェアする

けやきMelty Love 2025

日時2025年9月15日
会場北海道・札幌サンプラザ
  • ★大会ハイライト★

  • 札幌マラソン式デスマッチの試合中に彰人がいつどこ権を行使! 薄氷の勝利で無差別級王座初防衛に成功した平田だが、試合には敗れる

     9月14日、北海道・札幌サンプラザで「けやきMelty Love 2025」が開催。前日に続き、平田一喜vs彰人の札幌名物試練のシングル二番勝負again・第二戦~札幌マラソン式デスマッチが行われたのだが、試合中、平田を養生テープでロープに縛り付けた彰人がいつでもどこでも挑戦権を行使。口もテープで塞がれていた平田は、これを回避することが出来ず、急遽試合中にKO-D無差別級選手権試合を行うことになった。

     渋々防衛戦を行うことを受け入れた平田だが、徹底的に足攻めをされてしまう。アンクルホールドでタップ寸前まで追い込まれたが、どうにか耐えてロープエスケープ。その後も足攻めを続けていった彰人だが、足4の字固めを狙ったところを平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで丸め込んで3カウント。
     無差別級王座の初防衛には成功した平田だったが、札幌マラソン式デスマッチの得点としては、最後の奇跡を呼ぶ一発逆転首固めでの3カウントで獲得した得点1だけで、彰人の14点には遠く及ばず。ベルトは防衛したが、試合には敗れるという不思議な防衛戦となった。敗れた彰人は以前、平田とのシングルマッチで平田がヒザを負傷して長期欠場したことがあったため、「いつか清算しなくては」という思いを抱えていたことを吐露。それがこの日の試合であり、平田も若手通信世代と無差別級のベルトをかけてタイトルマッチが出来たことに感無量の様子。平田が「確かに強くはなってないけど、守りたいというものが出来たんで頑張れはしますね!」と言うと、彰人はエールを送った。

    大地との真っ向勝負を受け止めた樋口が貫禄のラリアット葬! 健闘する高鹿を退けたS.L.C.が「札幌の皆さーん、大好きでーす!」で締める

     セミファイナルでは樋口和貞と佐藤大地がシングルマッチで対戦。大地は樋口に真っ向から勝負を挑んでいき、ショルダータックルでのぶつかり合いでも、大地のキックと樋口のチョップの打ち合いでも互角に渡り合う。しかし、樋口の頭を鉄柱に叩き付けてもビクともしない樋口は、強烈なヘッドバットをお見舞い。試合が進むにつれジワジワと大地を追い込んでいった樋口が、最後は豪快なラリアットで大地を沈めた。

     メインイベントではMAO&KANONのSTRANGE LOVE CONNECTIONが、HARASHIMA&高鹿佑也と対戦。試合前、高鹿との握手を拒否したMAOに対し、高鹿は得意の腕殺しや関節技で攻め込んでいく。MAOも蹴りや掌底で応戦し、最後はジャスト・フェースロックから高鹿の両腕をクロスした上で絞め上げる変形ジャスト・フェースロックでギブアップを奪った。試合後、健闘した高鹿にMAOが握手を求めると、高鹿も素直に応じた。
     この日はKIMIHIROが不在のため、メインの締めがグダグダになりかけたS.L.C.だったが、プロレス界に数ある締めのセリフをあいろいろ組み合わせた上、希望する観客をリングに上げたり、リングサイドに集まるように言ってから「札幌最高だぜ! 来年のGWにまた来るぜー! 札幌の皆さーん、大好きでーす!」で、どうにか札幌大会2日目を締めてみせた
  • 前説

  • 売店が忙しく、まだコスチュームも着ていなかった彰人に対して平田が「売店が忙しいということは分かってますよね? これでいつどこがなんちゃらとかなったら……」と牽制してからオープニングコール!

  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 10分36秒

    片エビ固め

    ※スワントーンボム
  • 第二試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    12分30秒

    片エビ固め

    ※不思議の国の小嶋~コジマワンダーランド~
  • 第三試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    11分24秒

    片エビ固め

    ※正田のチカラKOBUムキムキ
  • 第四試合 10分勝負

  • 札幌名物試練のシングル二番勝負again・第二戦~札幌マラソン式デスマッチ

    試合継続中

    ※制限時間10分のうちに通常の3カウントフォール、ギブアップを奪った選手に都度+1点が加算。相手を場外リングアウト(20カウント)に追い込んだ場合も+1点が加算。反則行為を行った場合は-2点の減点となる。札幌2大会で行われるの2試合の合計点で上回った選手が勝者となる特別ルール。なお、これだけでは平田選手が不利という彰人選手の判断により、メガネを装着し『TOKYO GO!』を流すことが出来れば+1点、ダンスを踊りきることが出来ればさらに+5点が加算される。
    【試合経過】
    ①●平田 vs 彰人○
    0分20秒 アンクルホールド
    ※彰人が1点獲得
    ②●平田 vs 彰人○
    1分47秒 変形エビ固め
    ※彰人が1点獲得
    ③●平田 vs 彰人○
    4分2秒 メガネ装着
    ※彰人が1点獲得
    ④●平田 vs 彰人○
    4分3秒 メガネ装着
    ※彰人が1点獲得
    ⑤●平田 vs 彰人○
    4分5秒 メガネ装着
    ※彰人が1点獲得
    ⑥●平田 vs 彰人○
    4分7秒 メガネ装着
    ※彰人が1点獲得
    ⑦●平田 vs 彰人○
    4分9秒 メガネ装着
    ※彰人が1点獲得
  • 緊急決定試合 60分一本勝負

  • KO-D無差別級選手権試合

    5分51秒

    奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

    ※第87代王者が初防衛に成功。札幌マラソン式デスマッチとして平田が1点獲得し、平田=1点、彰人=14点で試合終了。札幌マラソン式デスマッチは彰人が勝利。
  • 彰人から「平田君はベルトを防衛したけど、試合に負けた! そんなチャンピオン! あなたは負けても防衛出来るチャンピオン!」と言われた平田は「ちゃんとプロレスで防衛したってこと? うおー!」と歓喜! さらに彰人から「団体のトップに負けたんだから黒歴史なんかならないよ」と言われた平田は「カッケー!」と彰人を絶賛! 以前、彰人とのシングルマッチでヒザを負傷して長期欠場した平田だが、彰人が「いつか清算したと思っていたけど、今日がその日だった」と言うと、平田も「今日は非常にいい思い出になりました。確かに強くはなってないけど、守りたいというものが出来たんで頑張れはしますね!」

  • セミファイナル 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    12分10秒

    片エビ固め

    ※ラリアット
  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャルタッグマッチ

    19分54秒

    変形ジャスト・フェースロック

  • KIMIHIROが不在のため締めがグダグダになりつつあったS.L.C.だが、プロレス界に数ある締めのセリフをあいろいろ組み合わせた上、希望する観客をリングに上げたり、リングサイドに集まるように言ってから「札幌最高だぜ! 来年のGWにまた来るぜー! 札幌の皆さーん、大好きでーす!」で締める!

この記事をシェアする