地元・熊本のメインで玉砕した石田だが、勝ったTAKESHITAは「センスがある」と高評価!
11月9日、熊本・熊本城ホール・シビックホールで「くまもとウォーリアーズ」が開催。メインイベントでは熊本出身の石田有輝がTo-y&佐藤大地とDGS世代トリオを組んで、KONOSUKE TAKESHITA&髙木三四郎&HARASHIMAのDDT三世代トリオと対戦。
DGS世代にとってはTAKESHITAをはじめ、髙木、HARASHIMAとも対戦できる貴重な機会。とくにTo-yは11月30日後楽園ホール大会で髙木とEXTREME王座の防衛戦が決まってるため、激しくやり合う。TAKESHITAは石田を場外に連れ出し、床にDDTで叩き付けると、リングに戻る前にTo-yと大地を睨み付ける。
どうにか突破口を見つけたいDGSトリオだが、三人で一斉に攻撃してもTo-yと大地は場外に投げ出され、石田一人がリング上に。必死に三世代トリオにエルボーを叩き込んでいった石田だが、髙木のスタナー、HARASHIMAのスタンディング式蒼魔刀、TAKESHITAのブルーサンダー・ボムを食らってしまう。辛くもカウント2でカットされると、石田はTAKESHITAに対してぶちかましや炎掌で向かって行くが、TAKESHITAは突進してきた石田を上手投げ。それでもなお突進する石田だが、がっちり受け止めたTAKSHITAはレイジングファイヤーで叩き付け3カウント。
玉砕した石田だったが、TAKESHITAはTo-yと大地に石田の耳を塞ぐように指示すると、「石田は褒めると調子に乗るから」と前置きしてから「ホンマに頑張っていると思います。IWGP世界ヘビー級王者から見てもセンスがあると思いますよ! 熊本の皆さん、もっともっと彼に注目して期待してください! 彼はそれに応えるだけのチカラがあります! 皆さんの応援が大きければ大きいほど彼は強くなります! 今日、試合をしてそれを感じました。石田、強くなれよ。待ってるぞ」と高評価。
観客の「イシダ」コールを煽ってからTAKESHITAがマイクを渡すと、石田は「僕が想像つかないくらいTAKESHITAさんは強くて、立っているのがやっとなんですけど。TAKESHITAさんみたいなレスラーになれるように、僕はコツコツコツコツ頑張っていきたいと思います!」と言ってから、「地元の八代で年に1回やって、熊本市内でも年に1回、熊本で年に2回やるのが目標なんです!」と今後の目標を掲げた。
高鹿は樋口相手に健闘するが、無念のギブアップ! MAO、平田に続き、上野までスタンド使いになっての3WAY!
セミファイナルでは高鹿佑也が樋口和貞とシングルマッチで対戦。得意の腕攻めで果敢に食らいつき、飛び付き式の三角絞めに捉えると、樋口はそのまま持ち上げようとするが、腕のダメージもあって断念。そのまま絞め続けた高鹿だったが、樋口は三角絞めを決められた状態でステップオーバーし、逆に高鹿の左足を抱え込むような逆片エビ固めを決めてギブアップを奪った。
上野勇希、MAOwithKIMIHIRO、平田一喜による珍しい3WAYマッチが実現。試合が混とんとしてくると、10月25日大阪大会での試合のように両者の“スタンド”(特殊なメガネをかけると見える)による対戦に。そこに入ってきた上野は世界観をブチ壊すかのように平田の“本体”にエルボーを叩き込む。しかしMAOが平田と協力して、平田メガネを上野に装着すると上野もスタンド使いとなり、最後は上野のスタンドがMAOと平田のスタンドにダブルでチョークスラムを決めて勝利した。

























































































































