「負けたら引退」の覚悟でリングに立った松野がまさかの秒殺負け! 再試合の末にアントンから勝利した松野は生涯現役を宣言!
11月23日、福島・福島トヨタクラウンアリーナ(福島国体記念体育館)サブアリーナで「DDTプロレス福島大会『ゴージャスナイト』」が開催。今年で21年目、通算14回目となるゴージャス松野主催による『ゴージャスナイト』だが、メインイベントで盟友・大鷲透、宮城県大崎市出身のMAOとタッグを組んだ松野は、上野勇希&秋山準&アントーニオ本多と対戦。
試合前にマイクを持った松野は「結構カラダも限界なんですけど、ひとつの覚悟を持ってこのリングに上がりました。私がもし負けるようなら今日をもって引退させていただく!」とまさかの決意表明。さらに三冠王者の上野をヒヨッコ呼ばわりすると「若造来い!」と秋山を指名。
場内がどよめく中、試合が開始されると、まずは秋山が松野の腕を取ってリストロックに捉える。そこから切り返すかと思われた矢先、松野がまさかのタップアウト。秒殺で敗れてしまった松野は宣言通り、即引退セレモニーへと突入したが、10カウントゴングの途中……というか、11回目のゴングが鳴ったところで、怒った田代純子さんが「こんなことで辞めてはダメだ!」と松野の引退を阻止。
パートナーからの喝を入れられた松野は、再び秋山を指名して再試合へ。リストロックにも今度は耐えたが、試合中に足がつってしまい大ピンチ。しかしMAOが持っていた漢方を服用することで復活した松野は、エプロンから場外へのプランチャや619も決めると、最後は伝家の宝刀ゴージャス・スーパースターエルボーでアントンから勝利。
再試合の末に自らの手で勝利した松野は「引退のことをここ2〜3年は毎日のように考えてきたんですけど、今日ワタクシの思いを(大会記念の)Tシャツに“生涯現役”と書きました。皆さんの応援がある限り、生涯現役で頑張っていきたい!」と、改めて生涯現役を宣言。
引退を止めてくれた田代さんとデュエットで締めようとしたが、音響担当にCDを渡すのを忘れていたため、急遽控室にCDを取りに行くハプニングはあったものの、最後は両チームノーサイドで手拍子をして松野と田代さんのデュエットを盛り上げた。
姉から花束を贈呈された春日萌花が奮闘するも、遠藤有栖が平田から勝利!
今年の『ゴージャストナイト』には会津若松出身の遠藤有栖(東京女子プロレス)、そして昨年に引き続き福島に住む実姉に腎臓を提供した春日萌花(ガンバレ☆プロレス)も参戦。
有栖はクリス・ブルックスと、春日は平田一喜と組んで対戦。試合前には春日に姉とその娘さんから花束が贈呈された。試合はクリスの肩に乗って超高層ミサイルキックを出そうとするが、高さにビビってクリスが中腰になった状態からミサイルキックをようやく放った有栖が平田を什の掟で沈めて勝利。
試合中にシャーデンタワーやゴムパッチンも経験した有栖は、クリスと正田からSCHADENFREUDE Internationalの限定メンバーに任命されたため「1、2、3、ヨーン!」で中締めしてみせた。




































































































































