KO-D無差別級王者・上野勇希が青木真也との初の前哨戦を制す!「愛を持って、愛を制す」
6月10日、東京・新宿FACEで「DRAMATIC STYLE 2026」が開催。6・28後楽園ホールで青木真也の挑戦を受ける、KO-D無差別級王者・上野勇希が初の前哨戦を制し、王座戦に弾みをつけた。
青木は5・31後楽園で「KING OF DDT 2026」を制覇し、上野への挑戦を表明。2人は2024年8・25後楽園で、今回と同じ立場で同王座戦を戦い、青木が王座奪取に成功しており、1年10カ月ぶりにタイトルをかけた一戦となる。
大会開始前、同王座戦の公開調印式が行われ、両者、調印書にサインし、意気込みを述べた。挑戦者の青木は「まだ2週間半ありますから、積み上げて粛々とこのベルトにたどり着くまで頑張っていきます」と話した。
上野は「僕がトーナメントに参加せず、誰が優勝するんだろう? 優勝者が挑戦して来てくれたらうれしいなと思っていたら、青木さんがものすごい試合で超えて優勝し、僕の名前を呼んでくれて本当にうれしく思い……。トーナメントを見届ける中で、プロレスというのは相手のことを尊敬していればいるほど、好きであればあるほど、自分の思い切りを届け、相手のすべてを受け止めてやろうと思えるものなんだろうなって。だから僕はこのKO-D無差別級のベルトを持って、いっぱい防衛したいし、いっぱい防衛して来れたと思っています。このトーナメント、その前から僕は青木さんのことを、まあ尊敬しておりまして。プロレスが大好きな、DDTが大好きな青木さんのことを、僕はそれ以上に大好きだと思っております。愛を持って、愛を制す。僕たちはこのプロレス生活が進んでいく中で、一番の2人の思い切りを見せられるプロレスを届け、その先にDDTをもっともっと届けていくのは僕であります」と語った。
今大会で上野はTo-yとのタッグで、青木&彰人と対戦。先発した上野と青木はグラウンドレスリングでしのぎを削り、ピンフォールを奪い合った。10分過ぎには、青木が執ようにエイオキクラッチ狙いも、上野は踏ん張った。青木は上野の両腕を極めて変形アームバー、丸め込み、フロント・ネックロックと攻め込むも、上野はブレーンバスターで返した。彰人が上野の足を攻めていくと、青木がダイビング・ニードロップで追撃。それでも上野は彰人にドロップキック、To-yがコジマワンダーランド、上野がフロッグスプラッシュを投下もカウントは2。ならばと上野は彰人にWRを決めて3カウントを奪取した。
退場しようとする青木に向かって、上野が「青木さん! こんなにもしんどいのに、青木さんとのプロレスが楽しすぎて。タイトルマッチが早く来て欲しいような。僕が勝って終わってしまう、防衛戦が終わるのがさびしいような、そんな気がしています。楽しみにしてますよ!」と投げ掛けると、青木は「ちゃんと料理してやるからな」と返した。
バックステージで上野は「青木さん、僕はずーっと青木さんのことを見れたんだよ。青木真也のことを調べに調べ尽くし、青木さんの得意不得意をすべてインプットされているのに、一歩進めば三つ下げられる青木真也。どう料理してくれる? 楽しみですね。僕のプロレスの胃袋をなめないでください。青木真也も全部食べて栄養にして、僕の心にも体にもしてやりますよ。青木さん、僕が一番あなたを愛してます」とコメント。
青木は「なんか一回り、上野は強くなってたな。でも、勘違いするなって。足元すくわれるぞって。あと18日、楽しみです」とニヤリと笑った。
DAMNATION T.AがS.L.C.を退け、KO-D10人タッグ王座初V! 桜庭大翔がデビュー3戦目で自力初勝利&初ベルト
DAMNATION T.Aの佐々木大輔&岡谷英樹&MJポー&イルシオン&桜庭大翔がSTRANGE LOVE CONNECTION(S.L.C.)のMAO&KANON&飯野雄貴&納谷幸男&ビエント・レバンテ(ビエント・マリグノ改め)を退け、KO-D10人タッグ王座の初防衛に成功。“肉体派俳優”桜庭はプロレスデビュー3戦目にして、自力初勝利を挙げ初のベルトを手にした。
本来の王者組は佐々木&岡谷&ポー&イルシオン&デムースだが、デムースは現在メキシコに帰国中。同王座の「王者組は5選手のうちリーダーを含む3選手以上のメンバーが出場すれば、他のメンバーを変更し防衛戦を行うことが可能」との規定に則り、桜庭が代わりに入った。
2024年12・28両国国技館で鮮烈なプロレスデビューを果たした桜庭は、昨年7・13後楽園以来、11カ月ぶりの試合となった。新日本プロレスの「BEST OF THE SUPER Jr.33」に出場していた佐々木は5・10名古屋以来のDDT帰還。5・2両国国技館からプロレスリング・ノア参戦中の飯野は4・29新潟以来の参戦。
ヘビー級の飯野とポーのド迫力のショルダータックル合戦から大場外戦に発展。The Apexの飯野と納谷は同時に串刺しボディアタック。飯野と桜庭がチョップ合戦を繰り広げた。桜庭は飯野と納谷を2人まとめてラリアットで吹っ飛ばした。ビエントが飯野にひねりを加えた変形ムーンサルトプレスもカット。MAOと納谷がイルシオンに合体技・突撃ラブハートも、ポーがレフェリーの足を引っ張って阻止。レフェリー不在の隙に佐々木がイス攻撃の乱れ打ち。KANONと桜庭がラリアット相打ち。ビエントがポーにトペを発射。ビエントがロープ渡り式ダイビング・ヘッドバットも、桜庭はブレーンクローでフォールを許さず。桜庭はビエントにラリアット、サポーターを外してのラリアットもカウントは2。最後は桜庭がジャックハマーで奮闘したビエントにトドメを刺した。
規格外のパワーで3戦目にして、ベルトを手にした桜庭は「1年ぶりか。なんもしなくてもベルト持ってんだよ。次、俺が目覚めるまで震えて眠れ!」と怪気炎。
バックステージで桜庭は「完成度が違うんだよ。欠陥品どもが! カリスマ率いるDAMNATION T.Aだ! 分かったか!」と自信満々。DAMNATION T.Aのスポークスマンのイルシオンは「このベルトの次の防衛戦は半年後? 年末か? 来年の正月か? 分からないけど、そのときまで俺たちをよく見とくんだな。それじゃ、よいお年を!」と意気上がった。
葛西陽向が8・11両国での父・純との初の親子タッグに向け決意!「少しでも今の差を埋めるには、その前に自力初勝利するしかない」
8・11両国国技館での「デビュー1周年記念試合」で、父であり“デスマッチのカリスマ”葛西純との初の親子タッグ結成(対戦相手は未定)が決定した葛西陽向が決意を新たにした。
昨年8・30ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)でデビューした葛西は、ここまで自力初勝利はまだできていない。だが、その奮闘ぶりが認められて大舞台でのビッグチャンスが与えられた。
今大会のオープニングマッチで葛西はHARASHIMAと組み、髙木三四郎&夢虹と対戦。葛西は髙木に串刺しエルボー、張り手、串刺し低空ドロップキックを叩き込み、夢虹をSTFで絞め上げるなど奮戦。しかし、夢虹にホルへクラッチで丸め込まれて敗退を喫した。
バックステージで葛西は「負けた身分で長々としゃべるのもアレかもしれないけど、 今週は自分にとって、盆と正月が一緒にやってきたようなせわしなさで。一面対抗戦(6・8後楽園)で大嫌いなライバルに会って。そして8月11日両国、自分もサプライズでビックリして。プロレスは何が起こるか分かんないから。いつかリングの上で会うかもしれないと思ってたけど、まさかこんなに早く来るとは思ってなくて。葛西純、僕の実のお父さんでプロレスラー。自分がここ(ずっと下だとしたら、お父さんはここ(ずっと上)にいて。全く肩を並べられるような存在にまだなってないけど。DDTが僕のデビュー1周年、プロレスラーとしての初めて迎える誕生日で、こんな素敵なプロレスラーとしての誕生日プレゼントを用意してくれた。一つだけ言えるのは、超刺激的なタッグになるようにしてみせるから! 8月11日までに、このままの僕じゃいられない。もっともっと成長して、超刺激的なタッグを両国国技館の舞台で皆さんに見せられたらと思います」と意気込んだ。
そして「プロレスラーとして戦う者として、お父さんとタッグを組むまで、初勝利は別にいいかなとか、そんな気持ちだったらおしまいで。1勝しただけで、お父さんと肩を並べられないのは分かってます。でも、少しでも今の差を埋めるには自力初勝利しかないので。そこを見失ってはダメなんで」と父とのタッグ結成前に自力初勝利を果たす決意を固めた。
また、第三試合では東京女子6・7後楽園のバックステージで、原宿ぽむからアイアンマンヘビーメタル級王座を強奪した平田一喜が登場し、勝俣瞬馬、隈取と組み、ペールユースの正田壮史&高鹿佑也&佐藤大地と激突。試合前にパートナーの勝俣が背後から丸め込んで王座移動。試合中に平田と勝俣がもめていると、隈取が「俺たちは全員ダンサー。力合わせて勝とうぜ!」と言って3人でダンス。そのどさくさのなか、平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで3カウントを奪取し、平田が王座奪還。試合は高鹿がワキ固めで平田からギブアップを奪って勝利して王座移動した。
1日で2度も王座から陥落した平田だが「慌てることはない。アイアンマンはもうDDTで持ってる。いつでも手が届く。両国までにしっかり時を見て奪いに行きます。この平田一喜、もしくはハンマー平田がな…」と虎視眈々と狙っていく意向を示した。














































































































































































