赤井が最後の地元凱旋大会でKO-D6人タッグ王座V4達成!「自分にとっては最後の京都凱旋試合となりました。私が卒業したあともDDTは京都から全国、世界にプロレスを発信してもらいたいです!」(赤井)
9月30日、京都・KBSホールで「SAKI AKAI 10TH ANNIVERSARY & FINAL COUNT DOWN IN KYOTO!!」が開催。11月12日に引退する赤井沙希にとって最後の地元・京都への凱旋興行となったが、その赤井は坂口征夫、岡谷英樹のEruptionで保持しているKO-D6人タッグ王座の防衛戦を行った。
当初は9・24後楽園大会で赤井にKO-D無差別級王座を防衛したクリス・ブルックスが、高梨将弘&駿河メイと組んで挑戦する予定だったが、クリスが肩のケガで欠場となったため、HARASHIMAが高梨&メイとのトリオで挑戦することに。メイも赤井と同じ京都出身で、これが初の凱旋試合ということでチョコプロの桐原季子、小石川チエ、バリヤン・アッキもセコンドについた。メイは赤井とかなりの体格差があったものの、その独特でトリッキーな動きで翻弄。HARASHIMA、高梨とのコンビネーションもなかなかのもの。HARASHIMAはクリスの必殺技であるプレイングマンティスボムを繰り出そうとしたが、チームワークではやはりEruptionのほうが一枚上手。最後は赤井と高梨の一騎打ち状態となったところで、坂口が飛び込んできて神の右膝を叩き込むと、赤井が必殺のケツァル・コアトルを決めて勝利。4度目の防衛に成功した。
赤井が「自分にとってはこれが最後の京都凱旋試合となりました。私が卒業したあともDDTは京都から全国、世界にプロレスを発信してもらいたいです! 対戦相手の駿河メイ選手も自分にとってはすごい思い入れの深い選手。メイちゃんにとって初めての京都凱旋で対峙することが出来てよかったです!」と挨拶すると、全選手を呼び込んで記念撮影。
ここでセミファイナルでMAOにピンフォールを奪われてアイアンマン王者から陥落した平田一喜が、背後からMAOを丸め込む。しかし返したMAOは赤井と共に平田を制裁。しかし、その直後に赤井がMAOを丸め込んでアイアンマン奪取。これで赤井は二つの6人タッグ王座と併せて三冠王者に。
万雷の拍手を浴びながら意気揚々と引き上げようとした赤井だが、平田が背後から丸め込んで3カウント。赤井はあっという間に王座陥落し、結局アイアンマンは平田の腰に戻った。バックステージで坂口は「これでまた俺らは強くなる。11月12日までこれを持ったまま突っ走る。次は誰でもいいぞ。負け気がしねえ」、赤井も「卒業するその日までチャンピオンでいたい」と、赤井引退まで6人タッグ王者のままで居続けることを宣言した。
KANONと正田壮史の一騎打ちはKANONの締め技に対し、正田は打撃で応戦。一進一退の好勝負となったが、最後はスリーピーホロウでKANONが勝利。バックステージでKANONが「正田、強くなったねぇ〜。嬉しくて発狂しそうだけど、正田! お前にまだD王は早いんじゃねぇか?」と言えば、正田は「絶対にこのチャンスは掴み取りたい。まだ明日、納谷さんとシングルがあるので、絶対に勝ってD王に出るからな!」と言い放った。
☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
https://www.wrestle-universe.com/ja/videos/7SB8X1zrAJYRa8tS2RiRBY