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KOTATSU FIGHTING 2025

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KOTATSU FIGHTING 2025

日時2025年1月11日
開場神奈川・横浜ラジアントホール
  • ★大会ハイライト★

  • “大巨人”石川修司がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスとの初の前哨戦で豪快勝利!「勝ちたい力、歌いたい力、クリスの男前に悔しいと思う力で俺は勝つ!」

     1月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KOTATSU FIGHTING 2025」が開催。同26日の東京・後楽園ホールで、クリス・ブルックスの持つKO-D無差別級王座に挑む“大巨人”石川修司との初の前哨戦で豪快な勝利を挙げ、ベルト獲りをアピールした。

     昨年5月19日の大阪大会での6人タッグ戦で対戦した両者は、ともに「いつかシングルで戦いたい」と意識していた。クリスが同王座を保持するタイミングで、石川が1・3後楽園での次期挑戦者決定4WAYマッチを勝ち抜いて挑戦権を手中に収めた。

     石川はHARASHIMA、彰人とのトリオで、SCHADENFREUDE Internationalのクリス&高梨将弘&正田壮史と対戦。石川とクリスが先発し、ショルダータックル合戦。クリスがゴムパッチンを狙うも、ゴムが切れてしまい、両者、場外でゴムで首を絞め合った。石川は高梨、正田には体格差で圧倒。石川のエルボー、クリスのチョップの激しい応酬へ。張り合いから石川がジャーマンで投げれば、クリスはパイルドライバーで逆襲。SCHADENFREUDE Internationalは石川にトリプル・トラースキックを叩き込み、クリスが必殺のプレイングマンティスボムを狙うも持ち上がらず、石川にショルダースルーで返された。最後は石川のスプラッシュマウンテンで高梨がごう沈した。

     この日のチーム名を「スマイルスカッシュ2025」と勝手に命名し、マイクを持った石川は「クリスが勝ってほしいという空気のなか、勝ってしまいました。今日あるレフェリーに言われました。万が一勝つことがあっても歌うなと。クリスのことはリスペクトします。でも俺のほうが強いと思ってるんで。そのクリスに勝ちたい力、歌いたい力、クリスの男前に悔しいと思う力、この3本の矢で俺はクリスに勝つ」とキッパリ。


     バックステージで石川は「戦ってクリスの強さ、改めて分かったし。(SCHADENFREUDE Internationalの)チーム力を感じた。それに対抗するものも生まれた。前哨戦もう1回(1・18品川で)あるし、それを超えて自分が強くなると思うんで。クリスを超えたいと思います」と改めてベルト獲りを誓った。


     一方のクリス「(石川は)強い。ヤバかった……」とポツリ。セコンドに就いていたアントーニオ本多は「あの壁を超えたら、君はもっと最高の王者になる! そう信じてる。頑張ってくれよ」とゲキを飛ばした。

    MAO** **が須見和馬とのKO-Dタッグ王座前哨戦で完勝!「足元にも及ばないとはこのこと。でもスク~ルボ~イだけはすごいぞ」

     1月18日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで行なわれるKO-Dタッグ王座戦(王者組=MAO&To-yvs挑戦者組=夢虹&須見和馬)の前哨戦でMAOが須見に完勝した。


     今大会の開始前、同王座戦の公開調印式が実施された。夢虹は体調不良のため、欠場となり、調印式も欠席したが、「体調不良で大会と調印式を欠場、欠席してしまいごめんなさい。またタッグパートナーの須見さんにも負担をかけてしまいごめんなさい。めちゃくちゃ悔しいけど、休んでる期間を無駄にせず、どうしたら須見さんとベルトを獲れるかしっかり考えます。万全な状態で帰ってきて、MAOさん、To-yさんをぶっ潰しにいきます。NωA Jr.としてデビューして勢いに乗ってる僕たちなら、絶対にベルトを獲れると信じています。勝俣(瞬馬)さんが戻って来るまで、僕たちがNωA Jr.、DDTを盛り上げます。そしてこの勢いをDGCにもつなげます」とのメッセージを寄せた。

     パートナーの須見は「NωA Jr. ができた意味をしっかり皆さんに教えたいと思います。自分自身がなんでアイドルをやったのか。アイドル、ダンスだけじゃなくて、プロレスでもしっかりと結果を残せるように頑張りたいと思います。夢虹さんがいないんで、心細い思いはあったんですけど、今日の前哨戦、MAOさんからしっかり勝って、文句のないチャレンジャーだというところを見せたいと思います」と力を込めた。

     王者組のMAOは「このチンチクリン、なめたこと言いやがって。おまえ、ダンス下手すぎなんだよ。OBから言わせてもらうと。俺だってやりたくもないアイドルを2年間頑張ったんだよ。アイドルというのは心を殺して観客を楽しませる。それもまだ分かっちゃいねぇよ。恥ずかしがってんじゃねぇ。心からアイドルになりきるんだ。なりきって、みんなを楽しませてこそ、二流のアイドルだよ。俺は二流止まりだった。でもおまえは一流になってほしい。瞬馬のことも夢虹のことも応援してる。おまえにも期待してるよ。俺がなれなかった一流のアイドルになってくれ。それとタッグ挑戦は別の話。KO-Dタッグ王者として、To-yとすごい思いをもって両国で獲ることができたベルト。おまえらみたいなチンチクリンには負けない。夢虹にもおまえにも負けない。もっと来ないと俺を倒せないぞ。今日何を見せてくれるか楽しみだな。一流のアイドル目指して頑張れよ」と厳しい言葉を掛けながらもゲキを飛ばした。

     To-yは「須見が頑張ってるのも分かる。ダンスを頑張ってるのもすごいと思う。夢虹ちゃんも頑張ってると思う。このベルトに挑戦表明して、挑戦して、試合して絶対楽しいと思うし、おまえら2人はすごいと思う。だからこそそれを試合で、たくさん味わって、たくさん噛んで嚙んでいっぱい味わったうえで、吐き捨てて潰してやるからな」とコメントした。


     セミファイナルではMAOと須見が一騎打ち。MAOは余裕しゃくしゃくで、ズボンのポケットに手を突っ込んだまま戦った。須見のドロップキック連発にもびくともしなかったMAOだが、須見に掟破りの「あ!」からのパンチを食らい、「この宮城の田舎者が!」との暴言を浴びると、怒ってポケットから手を出してグーパンチ連打。ローキックの応酬から、須見がトラースキック連発。MAOが胸元にキック、掌底を連発。須見はスク~ルボ~イで丸め込むも、返したMAOは旋風脚、みちのくドライバーⅡもカウントは2。ならばと居合いキックを叩き込んで3カウントを奪った。

     MAOは「アイドルは五流かもしれねぇ。伸びしろだよ。でもこいつのプロレスはもっと高いとこにあるんじゃないかな。須見和馬って実はすごいんじゃないかな。おまえのスク~ルボ~イは本当にすごいよ。負けたかと思った。一流のスク~ルボ~イ持ってるよ」と須見をほめた。そして「昨日の夜、AIに聞いてみたんです。“MAOと須見和馬はどんな試合になりますか?”って。MAOのフィニッシャーがウルトラ・ビッグ・トーンという技で。AIに負けてられないから、タイトルマッチまでにウルトラ・ビッグ・トーンを開発するよ。ウルトラ・ビッグ・トーンで勝つよ」と宣言した。

     バックステージでMAOは「全然負ける気がしなかった。足元にも及ばないとはこのこと。でも、スク~ルボ~イだけはすごいぞ。気を付けろ。夢虹のコメント、“いっぱい考えておきます”って言ってた。一番大事なのは考えること。俺たちがベルトを持ってる理由はいっぱい考えてるからだと。動くより考えて動けって。その点、夢虹は考えてると見た。手強いかもしれないけど頑張ろう」とコメント。

     To-yは「僕らもいっぱい考えて、たくさん動いて。いろんな思いがあったからこそ、このベルトが獲れた。だから、そう簡単には須見ちゃんにも夢虹ちゃんにも、このベルトは渡さない。おまえら2人ぶっ潰してやるからな」とベルト死守を誓った。

     かたや、須見は「初めてMAOさんとシングルして、本気になったMAOさんには手も足も出なかった。今日のシングルでどんだけ挑戦したいのかとか、僕がどんなすごいレスラーなのかとか見せたかったけど、うまくいきませんでした。でもKO-Dタッグまで1週間、1%でも俺に勝つ可能性があるなら、品川で必ずMAOさんから3カウント取りたいと思います。品川では絶対に負けないです」と悔しさを噛みしめながら話した。

    ☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
    https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/uxkxCxwoMJfrMnpcPq1PBs
  • 公開調印式

  • 須見が体調不良で出席できなかった夢虹の分も背負ってベルト奪取を誓う! MAOはアイドルの先輩としてエール、To-yは「お前らを沢山試合で味わって、吐き捨てて、潰してやるからな!」と吠える!

  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 8分42秒

    片エビ固め

    ※バラゲサ
  • 第二試合 30分一本勝負

  • 第三試合 30分一本勝負

  • 10分20秒

    エビ固め

    ※コジマインパクト
  • 第四試合 30分一本勝負

  • KOTATSU FIGHTING!スペシャル6人タッグマッチ

    14分9秒

    寒ソウクラッチ

  • セミファイナル 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    13分55秒

    体固め

    ※居合いキック
  • 挑戦者・須見が王者・MAOに肉薄も、MAOの居合いキックの前に沈む! MAOはAI考案の新必殺技を予告!?

  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    20分0秒

    片エビ固め

    ※スプラッシュマウンテン
  • 石川が高梨を撃破、KO-D無差別級選手権試合へ向けて視界良好! 石川が勝手に「スマイルスカッシュ2025」と自称し、スマスカ締め!

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