MAOが王者・上野勇希との最後の前哨戦終え宣言……「KO-D無差別級のベルト獲らないと、俺はここに並べない」
8月5日、東京・新宿FACEで「夏休みの思い出 2026」が開催。8・11両国国技館でKO-D無差別級王者・上野勇希に挑戦するMAOがベルト獲りへの熱い思いを激白した。
今大会のメインイベントでThe37KAMIINA&paleyouth連合軍(上野&To-y&正田壮史&高鹿佑也&佐藤大地)がSTRANGE LOVE CONNECTION(S.L.C.)のMAO&KANON&飯野雄貴&納谷幸男&ビエント・レバンテと激突。この一戦は8・11両国でのKO-D無差別級王座戦及び、KO-D6人タッグ王座戦(王者組=正田&高鹿&大地vs挑戦者組=KANON&納谷&ビエント)のダブル前哨戦となった。
S.L.C.が高鹿に代わる代わるボディスラムで叩きつけると、paleyouthがビエントにエルボー連打。The37KAMIINAとpaleyouthが5人でサウナ連係。大地がビエントに串刺し式ミドルキックを連打。飯野が次々にショルダータックルをぶちかましていけば、The Apexの2人が同時に串刺し式ボディアタック。ビエントがトペ、To-yがプランチャを繰り出せば、MAOがラ・ケブラーダを、上野はノータッチのトペ・コンヒーロを発射。
そして、ついに上野とMAOのマッチアップとなり、MAOがキックを見舞えば、上野はジャーマン。MAOが垂直落下式ブレーンバスターを繰り出せば、上野はドロップキックで返した。飯野が上野とTo-yに2人まとめてスピア。ビエントが正田にダイビング・ヘッドバットもカウントは2。正田とビエントがミドルキックの応酬、ビエントがドライバー・マリグノも2カウント。正田と大地がビエントに合体式フェースクラッシャーもカット。ビエントが正田にスリーパー、納谷がニーリフトでアシストもカット。MAOが上野に旋風脚、みちのくドライバーⅡもカット。MAOとビエントが合体技を仕掛けようとしたところ、切り返したTo-yが回転エビ固めで丸め込んで3カウントを奪取。前哨戦はThe37KAMIINA&paleyouth連合軍が制し、ビエントが保持していた「いつでもどこでも挑戦権」(青)がTo-yに移動した。
これでTo-yは仲間の上野に「いつどこ」を行使することが可能になったが、上野は「To-yちゃん、今日は使わないってことでいいんだね? できれば両国のもっと先にしてくれ。なぜならば俺は両国のメインイベントでこのMAOとやるのを、今人生の楽しみにしてるから。改めて言うよ。MAO、もっとくれよ!」とマイク。
MAOは「大好きなMAOちゃんの顔をもう2度と見たくねえってくらい、俺はつえーぞ。いてーぞ。もう2度と見たくなくなっちゃうかもしれないけど、俺は上野勇希に嫌われても勝ちたいんだよ。上野勇希の名前の横にMAOって名前を置きたいんだよ。KO-D無差別級のベルト獲らないと、俺はここに並べない。いい試合で終わったら、悔しくて昼も眠れねえ。上野勇希に勝ちたい。両国、みんなで楽しもうぜ。楽しんで上野勇希に勝つ」とベルト奪取への強いこだわりを見せた。
KO-D6人タッグ王者の正田は「ビエント、今のうちにしっかりと俺たち後輩のでかい背中見とけよ。悔しかったら両国で俺に悔しい思いをさせろ。俺はまっすぐあなたを潰しに行くから」と挑発。ビエントは「なめんな、絶対に勝ってやる」と言い放つと一人で先に退場した。
バックステージでMAOは「S.L.C.はもう最高のチームになった。ここからもっと突っ走っていこうぜ。あと一つは上野勇希を倒すこと。The37KAMIINAを辞めてここまで来た。めっちゃ楽しみだ。みんなの試合も楽しみだ!」と意気上がった。
上野は「MAOちゃん、楽しい? MAOちゃんとの試合は楽しい。MAOちゃんがしっかり上野勇希を見てくれる。でも足らんよ。並び立つ? こっちは突き抜けようとしてるんだから、突き抜けようとしてよ。MAOちゃんがもっと高いところに行こうとしてくれないと、こっちもいけないんだから。その先に進むのが俺だから。DDTの王様、DDTの一番は上野勇希やから」と余裕すら感じさせた。
なお、第三試合(佐々木大輔&岡谷英樹vs勝俣瞬馬&稲畑誠己)で、DDT EXTREME王者の岡谷が串刺し式クレイモアで勝俣を破って前哨戦を制し、「いつでもどこでも挑戦権」(赤)が岡谷移動した。
青木真也&宮脇純太がファンドラとの前哨戦制し、KO-Dタッグ獲りへ意欲! 「勝って悔しい。この気持ちを両国でぶつけて、勝ちますよ」
8・11両国国技館でFANTÔMES DRAMATIC(ファンドラ)のクリス・ブルックス&HARASHIMAの持つKO-Dタッグ王座に挑む青木真也&宮脇純太が最初で最後の前哨戦を制し、ベルト獲りに意欲を見せた。
大会前日には合同練習を敢行した青木と宮脇は彰人とのトリオで、クリス&HARASHIMA&アントーニオ本多と対戦。開始間もなく、宮脇の三角跳びプランチャを自爆させたクリスは観客席のイスに投げ飛ばし、場外でチョップ連打。リングに戻ると、ファンドラは宮脇に連係攻撃。HARASHIMAと青木がミドルキックの応酬になり、青木のハイキックでHARASHIMAがダウン。アントンの創作昔話ごんぎつねが青木組にクリーンヒット。ファンドラが宮脇にトレイン攻撃、アントンがダイビング・フィストドロップ狙いも宮脇は足で阻止。HARASHIMAの蒼魔刀をかわした青木はフルネルソンで捕獲。アントンのナックル、宮脇のエルボーの打ち合いに。アントンがTTD、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド狙いも、切り返した宮脇は強化したサンシャインクラッチでガッチリ固めて3カウントを奪った。
前哨戦で勝利を飾れなかったHARASHIMAは「チームとしては勝てなかったけど、僕とクリスは負けてないから。久しぶりに青木さん、純太と試合して、成長はあるのかな。でも楽しかった。タイトルマッチも、もっとガチガチやって楽しみたい」とコメント。
一方、HARASHIMAのコメントを近くで聞いていた青木は「楽しかったってどういうことだ? 余裕こいてどうすんだ? 全然余裕ないと思うよ。俺たち勝ったけど余裕ないから。楽しかったって、悔しいよ。勝って悔しい。この気持ちを両国でぶつけて、勝ちますよ」と険しい顔。宮脇は「俺は絶対にベルト獲って、KO-D王者として、青木さんにRIZINの花道を歩いてほしい。僕のわがままに付き合ってもらって、青木さんの気持ちにどうしても応えたい」と必勝を期した。
また、アイアンマンヘビーメタル級王座を巡って、めまぐるしい動きがあった。同王座は7・26後楽園でらく(東京女子プロレス)がベルトを奪取。7月31日から8月2日まで開催された「TIFプロレス」で次から次へと移動し、最終的には原宿ぽむから甲田哲也代表が強奪。当初、8・5新宿に同日時点の王者の参戦が決まっていたことで、甲田代表と遺恨深きDDT今林久弥GMが怒りの出陣を要求し、急きょカード変更に。
第二試合でMJポー&イルシオン&甲田代表が髙木三四郎&吉村直巳&今林GMと激突。甲田代表が魔性のスリーパーで今林GMを下し王座防衛。だが、試合後、今林GMは裏拳を見舞ってベルト奪取。その後、イルシオンが入って今林GMを丸め込んで移動した。8・11両国での「アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル」で、入場後に王者としてコールされれば、地方大会参戦時に新幹線移動が認められる「1年間“興行”新幹線移動券」が贈呈される。イルシオンは上機嫌だったが、7日に池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターで開催されるイベントで試合が組まれており、まだまだ予断は許さない状況だ。
KO-D6人タッグ王者・正田壮史が8・11両国国技館の“第一試合”でのタイトル戦を希望!「歴史を塗り替える瞬間、そんな素晴らしい世界は、両国の一発目やないと面白くないでしょ!?」
大会開始前に8・11両国国技館で行われるKO-D6人タッグ選手権試合(王者組=正田壮史&高鹿佑也&佐藤大地vs挑戦者組=KANON&納谷幸男&ビエント・レバンテ)の公開調印式が実施され、王者組の正田は第一試合でのタイトル戦を希望した。
王者組のpaleyouthは現在6回の防衛に成功し、第58代王者組(佐々木大輔&KANON&MJポー)の持つ最多防衛記録(6回)に並んでおり、両国で防衛に成功すれば、新記録を更新する。両チーム、調印書にサインを入れ、意気込みを述べた。
挑戦者組のSTRANGE LOVE CONNECTION(S.L.C.)の納谷は「この6人タッグ選手権、俺は絶対ビエントに勝たせてやりたいと思ってます。ビエントを6人タッグチャンピオンにして、お前は弱い男じゃないんだって、俺ら3人で証明したいと思います」とコメント。
KANONは「KO-D6人タッグのベルトは、僕にとっても思い入れのあるベルトで。paleyouthは防衛記録を更新したいって言ってると思うんで。その記録を持ってる僕が立ちはだかれるっていうのも何かの因果かなと思います。絶対に阻止して、新しいKO-D6人タッグの王者になりたいと思います」と力を込めた。
ビエントは「これまで弱い言葉を言っていましたが、もうここまで来たらやるしかありません。絶対勝ちます! 応援よろしくお願いします!」と気合。
かたや、王者組の正田は「ビエントへの思いを語る前に一つ、これはペールユースからの要求や。次、両国でこのベルトを防衛すると、最多防衛回数更新だよな。そんな特別な瞬間は、僕は特別な試合で祝いたいんですよ。だから、この6人タッグ選手権試合、第一試合でやりたいと思います! どうですか!? 大事な瞬間や。このpaleyouthが最多防衛記録更新して、歴史を塗り替える瞬間、そんな素晴らしい世界は、両国の一発目やないと面白くないでしょ!? そう思いませんか!? そしてビエント、この偉大な後輩が肩貸したるからな。思いっきり飛び込んで来い!」と観客に問い掛けながら、第一試合での王座戦を強く望んだ。
高鹿は「KO-D6人タッグ、次V7ということで、この試合はビエントに注目が集まりがちなのが悔しいんですけど。僕個人としては、やっぱり最多防衛記録タイを持ってるKANONさんは倒さなきゃいけないのかなと思いますので、僕はKANONさん意識で、バチバチいきますんで。よろしくお願いします」と語った。
大地は「第一試合っていうのは今初めて聞いたんですけど…試合の順番とか関係なく、僕たちは最多防衛記録を目指して防衛して。個人的には納谷さん、DDTのヘビー級と言ったら納谷さんというところがあるので。DDTのヘビー級といったら佐藤大地と言わせるには、納谷さんを超えるしかないと思ってます。しっかり納谷さんを超えて、両国国技館で最多防衛記録にしたいと思います」と納谷を意識した。
質疑応答となり、「挑戦が決まってから勝利が続いているが?」と問われたビエントは「青木(真也)さんとのシングルマッチがあって、挑戦表明があって、自分のすべてをさらけ出してる状態なので。失うものは何もない。その気持ちがしっかり試合にも乗ってきてるのかなって感じてて。それで結構勝率が上がってきてるので、両国も6人タッグ獲ります!」と意気上がった。
王者組はこれまで、ほぼすべてのユニットの挑戦を退けてきているが、その先の防衛プランを聞かれると、正田は「一通り倒してきてのS.L.C.、2回目の挑戦なんで。僕たち王者としては来る者拒まず、非常に真っ直ぐに挑戦を受け入れ、真っ直ぐに叩きのめすだけなので。これからの相手が誰であろうが、僕たちの一つ目標、素晴らしい世界を見せることだけなんで。我々3人、そしてブンブン、今以上に精進してまいります」と話した。

















































































































































































































